【チェック項目02】ハード操作性の実力は?
MVH-7500SCを試用して最初に実感したのが、手探りで操作できる物理ボタンの使いやすさ。最近のスマホは画面を大きくするために前面から物理ボタンが廃止されており、手探りで操作できません。その点MVH-7500SCと組み合わせれば、AVキー、音声キー、ナビキー、メッセージキー、電話キーと物理ボタンが用意されており、登録済みの機能、アプリをワンプッシュで呼び出せます。安全性という観点から物理ボタンは非常に重要な装備と言えます。
ダイレクトキーの「音声キー」(マイクのアイコンのボタン)をプッシュすると起動するのが「音声認識機能」。車内に取り付けたマイクを通じて、「ナビ (行く先)」、「ミュージック (曲名)」と発声すれば、ハンズフリーで操作可能です。
スマホをカーナビとしてフル活用する際に必ず問題になるのが連続動作時間。どんなに大容量のバッテリーを内蔵しているスマホでも丸一日ナビゲーションさせていればバッテリー残量はゼロになってしまいます。その点MVH-7500SCは前面にUSB端子が装備されているので、最短距離でスマホに給電可能です。USBケーブルは付属していませんが、100円ショップなどで短めのケーブルを調達しましょう。オススメはカールして伸び縮みするケーブルです。
ユニークなのがフロントパネルの取り外し機能。治安の悪い場所に長期間駐車するときにフロントパネルを取り外すことで、盗難に遭う危険性を下げられます。ちなみに取り外した状態でワイヤレスで利用する機能はありませんが、別売のリモコン「CD-R500」を用意すれば、各種主要機能を遠隔操作可能です。助手席、後部座席の同乗者に渡しておくと重宝しますよ。
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