コペンといえば、公式のファンミーティングが毎年行われることでおなじみだ。今年は日本のほぼ真ん中、愛知県蒲郡市で「♯7 STAR CIRCUIT MEETING」が開催。単なる「集い」に留まらない価値を提供する本イベントの詳細をレポートする。
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人生における愉しみを点から線に変えるクルマ
コペンオーナーを対象にした「スターサーキットミーティング@西浦 by コペン5thアニバーサリー」が、9月上旬、愛知県蒲郡市で開催され、北は秋田から南は沖縄と、全国から約200台の新旧コペンが集結した。本イベント、ひと言でまとめるなら、クルマを買うという「モノ消費」だけでなく、クルマを通じて得られるライフスタイルを提案する「コト消費」までを体験できる催し。言葉で表すと陳腐な表現になってしまうが、実際に体験してみると、その充実ぶりはクルマと人との理想の関係性を体現していると断言できるものだった。
本イベントは毎回、日本各地の「ローカル」とタッグを組んで「地元」の良さを満喫できるコンテンツであふれる。今回も、三河木綿を使ったワークショップや、赤みそを使ったチリコンカン、地元の深海魚の天ぷらなどのグルメを楽しむことができた。コペンがあれば圧倒的に行動範囲が広がり、行ける場所が増えることで人生の選択肢も拡大していく。道中までのドライブはコペンのステアリングを握り、目的地に着けば、当地の美味しいものや歴史や文化を堪能でき、それらがまた日常の生活の糧になる。コペンがあることで、それぞれの人生経験が点ではなく、線となってつながっていくのだ。
また、メーカーとオーナーたちの交流も素晴らしいものだった。稀代の名車であるコペンという共通言語があるから、老若男女、所有年数に関わらずコミュニケーションが活発で、一体感も抜群だ。イベントの最後には約200台のコペンがサーキットコース上に整列したが、その光景は圧巻。
コペンが目指す地平とは、クルマとしての完成度の高さだけでなく、人生の相棒になることである。インタビューに答えていただいた皆さんの表情とコメントを見れば、それを実現できていることは明白だ。
コペンの良さを聞いてみました!
よなみねじゅんさん
2019年式のセロを駆り、なんと沖縄からやってきた猛者。今回のイベントでは最も遠方からの参加となる。
はつはさん
愛車である2015年式のセロのステアリングを握り、東京からのロングドライブを楽しんで参戦したはつはさん。
金丸航介さん夫妻
三重県から参加の金丸さん夫妻。2017年式のセロについて笑顔で語ってくれた。若い夫婦が多かったのも特徴。
ベリさん
2016年式のセロに乗り大阪府から登場のベリさん。コペンを人生の伴侶とし、充実の日々を送っている。
大間一之さん、千代さん親子
滋賀県から2016年式のセロとともに愛娘と参加した大間さん。充実した笑顔が親子の愛情を物語っている。
いしさん
2014年式のローブを愛する熱血オーナーは静岡県からの参加。コペンに出逢い人生が一変したという。
水橋さん
福岡県から参加した水橋さんの愛車は2018年式のローブ。日常の足としてコペンとの蜜月を楽しんでいる。
さかやんさん夫妻
2009年式の初代モデルに乗るさかやん夫妻は東京からの参加。愛情を注ぎ大切に乗り続けている。
わっきーさん親子
2008年式の初代コペンで大阪からやってきた仲良し親子。コペンを共有することで絆が深まったと笑う。
LOVE SKY PROJECT #7 レポート
「地域の美しい空」をテーマにダイハツファンが集うイベント。全体としては7回目、コペンオーナーのみのイベントとしては3回目となる今回は、本州の中央に位置する愛知県蒲郡市で開催された。イベントの代表的な催しを紹介していこう。
伝説のレーシングカー走行
ドレスフォーメーション実演
ワークショップ
地元特産品グルメ
LOVE SKY PROJECTとは?
ダイハツの「コトづくり」の一環である「LOVE LOCAL by DAIHATSU」。その重要な柱が、ダイハツと開催地がタッグを組む「LOVE SKY PROJECT」だ。メーカー発信でクルマを通じた新体験を提供している点がユニーク。
♯1 STAR DRIVE@美星町
♯2 SUNSET DRIVE@熊本
♯3 SATOYAMA Green Experience@大山千枚田
♯4 Starlight Viewing@東成瀬村
♯5 SKY&BALLON FESTA@しまなみ
♯6 Mother’s Day Flower Party@下妻