ファッション
2016/7/20 17:40

オメガのバーゼル未発表作シーマスター プラネットオーシャン ”ディープブラック”レビュー

バーゼルワールド2016で発表されなかった新作シーマスター プラネットオーシャン ”ディープブラック”が先日、約200名ものゲストを招いてのイベントでヴェールを脱ぎました。この話題作を入手し、細部をチェックしました。

 

裏ブタまで徹底してブラックセラミックを採用

プラネットオーシャンの特徴といえば、飽和潜水対応の600m防水性。時計界でもトップクラスのスペックを誇るダイバーズウオッチです。

 

このスペックを維持したままフルセラミックケースを採用したのが、今回披露された新作「シーマスター プラネットオーシャン ”ディープブラック”」。

 

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ミドルケースは一つのセラミックから作られ、ベゼルと裏ブタにも同じ素材が採用されています。

 

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裏ブタには特許取得の新技術「セラミック ナイアード ロック」が使われていて、セラミック製のスクリューバックで、しかもシースルー仕様でありながら600m防水を達成しています。さらに、スクリューバックは刻印された文字の位置を完璧に揃えられるとのこと。

 

これまでのダイバーズウオッチは、防水性を確保するためにメタルパーツが欠かせませんでした。その常識を打ち破ったという点で、ディープブラックは革新的な一本だといえます。

 

オメガが誇る超高耐磁性能を有するマスター クロノメーター認定も大きな魅力

搭載ムーブメントは、キャリバー8906。高い精度とパフォーマンス、15000ガウスの磁場にも耐える耐磁性能を誇る、マスター クロノメーター認定を受けています。

 

カラーは、レッド、ブルー、ブラック、セドナゴールド(オメガ独自素材)の4色展開。海中に少しずつ潜っていくと最初の5mで赤色が見えなくなるそうで、さらに深く275mまでいくと光の透過性から青色が最後に見える色となり、300mまで達すると海は漆黒の闇に包まれることから、カラーが決められたとのこと。

 

18Kセドナゴールドは、船上での時間を楽しむ人に向けたライフスタイルウオッチとして加えられました。

 

ブルーとレッドのモデルには、ベゼルの最初の15分の部分に世界初の技術を採用。ラバーとセラミックを接合し、鮮やかなデザインを実現しています。

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GMT機能を備えていて、その針に対応する24時間スケールは文字盤外周の見切り板に固定。時分針の視認性を損なうことなく、第二時間帯を表示し続けます。

 

夜光塗料も、潜水時間の経過計測などに必要な分針とベゼルトップのみグリーン発光(その他はブルー発光)とし、ダイバーズウオッチとしての実用性を高めています。

 

本格的なダイバーズスペックを耐傷性に優れたフルセラミックで作り上げ、さらに世界最高の耐磁性を誇る、完全無欠の一本。オメガの技術力には脱帽するばかりです。

 

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オメガ

Ref.215.92.46.22.01.001

135万円

 

 

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Ref.215.63.46.22.01.001

180万3600円

 

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Ref.215.92.46.22.01.002

135万円

 

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Ref.215.92.46.22.01.003

135万円

 

【URL】

オメガ https://www.omegawatches.jp

新作披露イベントニュース https://www.omegawatches.jp/ja/news/news-detail/3253/