雑貨・日用品
2019/9/27 16:00

デスク整理の超実践! 整理・収納のコツ10箇条&おすすめ収納グッズで脱・汚デスクを目指せ!

仕事の効率化を進めるなら、まず取り組むべきはデスク周りのモノや書類の整理整頓です。でも何から片づけていいのかわからない…という人は多いでしょう。そこで今回は、整理収納アドバイザーで、インスタグラム(フォロワー10万6000人)やブログで整理・収納のコツやアイテムを日々配信しているshiroiro.homeさんに、オフィスや自宅で簡単に実践できる、まず押さえておくべき「デスク整理のコツ10箇条」「おすすめグッズ」を教えていただきました。

整理収納アドバイザー

shiroiro.homeさん
自分を一言で例えるのならば、「ズボラで面倒くさがりや」。そんなわたしは、保育園児の年子兄弟の子育てをしています。どうにか毎日スッキリした気持ちで、気持ちよく楽しく過ごしたい! そんな想いから、家の中では時短や毎日の使いやすさを常に考えて生活しています。スッキリした収納の仕組み作りをすることで、生活の質が見違えるほどアップするんです。そんな想いをこれからもInstagramやブログを通して皆さんと共有していきたいなと思っています。

 

デスクまわりの全体のイメージは「シンプルですっきりと」

デスク整理を考えるうえでは、物の指定席を作り、デスクを使っていないときは“物を戻す” ということを習慣化することが大切です。それにより、オンオフのメリハリや、次に作業する際にすぐに作業がはじめられるといったメリットが生まれます。今回は、デスク整理のコツに加え、オフィス通販のカウネットさんで購入できるアイテムを使って具体的な「収納プラン」も考えてみましたので、参考にしてみてください!

 

【デスク整理のコツ1】書類ファイルは見える場所に収納する!

よく使う書類ファイルは引き出しの中にしまわず、すべて見える場所に収納することがポイント。そうすることで必要に応じてファイルから書類が取り出しやすく、仕事もしやすい環境を作れます。今回使用した「Katazuk引出付足元収納ワゴン」は足元にキャスターがついており、簡単に引き出すことができるため、移動させるにも便利で使いやすいんです。

↑1番下の段には引き出し収納がついているので、仕事中の空調対策として防寒グッズを入れておくスペースとしても使えます。上写真) また、デスクワーク中は履物を履き替える方は、最初の写真のように引き出しをとってしまい、スニーカーやサンダルの収納場所として確保するのもおすすめ(下写真)

<使用アイテム>

☆ Katazuk引出付足元収納ワゴン(幅350白)

 

【デスク整理のコツ2】机の「面」ではなく縦の「空間」を意識する!

収納を机の上面だけを見て考えてしまうと、スペースが限られているように感じてしまいます。でも、日々使う書類や使用頻度の高い日用品はすぐに取れる机の上に設置したいもの。そんなときは、収納グッズをうまく使って、縦に収納スペースを増やしてみましょう。上の写真ではファイルボックススタンドを使って上段にファイルボックスを、下段の引き出しに書類と日々使う日用品を収納。こうした机上に設置する収納アイテムを活用すれば、省スペースと収納を一気に叶えることができます。引き出しはハンドクリームや文具、リラックスグッズを入れておくのにも便利。

<使用アイテム>

☆KatazukファイルBOXスタンド(幅213)

 

【デスク整理のコツ3】“掛ける”でデスクサイドも立派な収納スペースに!

コツ2のような縦の空間のほかにも、デスクの横面も立派な収納スペース。例えば、「吊り下げて使えるパルプピローティシュー」のようにフックにかけて吊り下げるなど、サイドに掛けて収納できるアイテムもあります。“掛ける”というのは意外と思いつかない点ですが、“置く”に比べてかなりスペースを有効活用できることが多いので、ぜひお試しください!

<使用アイテム>

☆吊り下げて使えるパルプピローティシュー(150組)

 

【デスク整理のコツ4】パッと見て何かわかる、を基本に収納を組み立てる!

すぐに確認したい書類は机上のスペースに収納するのがおすすめ。ただし、その収納の仕方にも工夫が必要で、パッと見てどれが何の書類(ファイル)なのかわからなければ、結局探す手間が発生してしまいます。検索性を高めることが、より時短に繋がります。

 

今回は、書類が取り出しやすい高さの「ローライズファイルボックスA4」の中に、タイトルを書く面が立体的になる「個別フォルダー パッと見っけ!」を入れ、上からファイルボックスを見たときに、どんな書類が収納してあるかが一目瞭然になるようにしてみました。

↑手前側は書類の分類収納に便利なアコーディオン式の自立・開放型ポケットファイル「ドキュメントファイルのびーる2」

<使用アイテム>

☆KatazukファイルBOXスタンド(幅213)

☆ローライズファイルボックス(A4横 ベージュ)

☆個別フォルダー パッと見っけ!(ブルー)

☆ドキュメントファイルのびーる2(13ポケット)

 

【デスク整理のコツ5】メモにも定位置を作って机上をスッキリ!

ふせんやメモ書きが机の上やPCまわりに散乱していると、見た目がキレイじゃありませんよね。また、大切なメモをなくしてしまう危険性も。事務用品だけでなく、メモにもしっかり定位置を作りましょう!

 

そこで便利なのがスチール製のブックエンド。通常のブックエンドとしての使い方はもちろんのこと、机の上のファイルボックス横に取り付けて、忘れてはいけない仕事をメモに書いてマグネットで貼っておいたり、ハサミやシャチハタなど普段仕事でよく使うものをすぐに使えるように設置しておいたりと、いろいろと活躍してくれます。メモを貼り付けておくには、マグネットクリップ が便利。上の写真で使用している「カウネットオリジナルマグネットクリップ」は白い丸円の中に文字を書けるため、わかりやすいです。

↑こちらはかわいらしいクマのマグネットフック。仕事中にふと見るだけでホッとしますよね。こうした癒しの時間をつくることも大切です

<使用アイテム>

☆スタぴとブックエンドL型A4

☆カウネットオリジナルマグネットクリップ

☆クラフトホリック マグネットフック モカ

 

【デスク整理のコツ6】「書類の一時置き場」を作ろう!

デスクで何かとたまりがちなのが書類。いざ捨てようにも、念のため残しておきたいもの、シュレッダーにかけなければいけいないものなどを分別する必要があり、それが億劫でどんどんたまっていったり……。この問題、書類の一時置き場を作ることで解決します!

 

今回紹介する「Katazuk 書類トレー」は、そんな書類の一時置き場にぴったり。このトレーはプラスチック製で軽量かつトレー裏にマグネットがついているんです。なので、スチール製のデスクであれば、机下裏にぴたっとくっつけて収納を増やすことが可能。例えば、ここをシュレッダーする予定の書類の一時置き場と決めておけば、改めて書類を整理する必要がなくなります。

↑先ほど紹介したKatazuk引出付足元収納ワゴンの側面にぴたっとくっつけて縦に利用することも可能。いずれも場所をとらないのがうれしいですね

<使用アイテム>

☆Katazuk 書類トレー

☆ Katazuk引出付足元収納ワゴン(幅350白)

 

【デスク整理のコツ7】小物を置くなら天板付きの収納アイテムが便利!

収納スペースが足りないからと収納アイテムの増やし過ぎは禁物。気持ちよく仕事ができるように、特に机の上に置くものは圧迫感の少ないサイズ感のものを選びましょう。できれば色もシンプルなものでまとめると、統一感が出てスッキリとした印象になります。

 

こちらの「Katazuk天板付ブックスタンド」は、色が真っ白で机の上においても圧迫感がなく馴染みます。また、天板付きなので、机の上に設置したときには天板上には時計や加湿器、時計、卓上扇風機、ちょっとしたグリーンなど、リラックスできるような小物アイテムを置くことで癒しスペースをつくることも可能です。

↑今回私は、机横のちょっとしたスペースに置いて、たくさんあるファイル置場としても使ってみました。サイズ感も大きすぎず小さすぎずというところから、机の上でも下でも使うことができる万能な収納棚です。ファイルの収納を多くしたい場合には、「スタぴと ブックエンド」を天板上に2枚使って棚上の両サイドに棚枠の高さを高くすることによって、天板の上にもたくさんのファイルを収納することも可能です

<使用アイテム>

Katazuk天板付ブックスタンド(幅350白)

☆スタぴとブックエンドL型A4

 

【デスク整理のコツ8】ファイルも統一感を出すことでスッキリ!

デスク整理の際は、収納スペースだけでなく書類ファイルについても見直してみてはいかがでしょう? 書類を収納するファイルも様々なタイプのものが出ているので、自分が使いやすいものを選びましょう。中身がパッとわかるように、異なる種類のファイルではなく、同じシリーズのカラバリをうまく活用すると棚に統一感が出てスッキリします! 今回は「マニュアルクリヤーブック」を使用。カラーも20色展開なので、デスクやお部屋の雰囲気に合わせてカラーを選べるのがうれしいポイントです。今回は収納アイテムにあわせてモノトーンの色を選んでいます。

<使用アイテム>

☆マニュアルクリヤーブック(差替式・白)

☆マニュアルクリヤーブック(差替式・灰)

 

【デスク整理のコツ9】追加のリフィルを事前に準備!

同じ仕事内容の書類をファイルごとに管理したい、ということはよくありますよね。でも、あとちょっとだけファイルポケットが足りない…なんてことも。そういうときは、ポケットを増やせる追加のリフィルが便利。書類が増えていくことが見込まれる場合は、事前に準備しておきましょう!

 

おすすめは「スリットインリフィル」。追加で増やせるリフィルとしてはかなり優秀で、リフィル10枚が1束になっているんです。なので、一枚一枚リフィルを追加することなく、1回の作業で10枚のリフィルを追加することができ、わずらわしい薄いリフィル追加もすんなりスマートにこなすことができます。

 

また、追加リフィルでは「クリヤーブックリフィルA4書類確認簡単ポケット」もオススメ。書類の入れる口が斜めにカットされているので、書類を出し入れしやすく、よく取り出す書類を収納するのに向いています。また、ファイルの内側に貼るだけで収納を増やせる「ピタッと貼るだけファイルポケットA4」も、すぐに見たい書類を保管しておくのに便利。簡易的に収納を作れるポケットとして重宝します。収納スペースが限られている場合には、いたずらにファイル数を増やすのではなく、リフィルの追加という手段も覚えておきたいですね。

<使用アイテム>

☆スットインリフィル(A4縦・30穴)

☆クリヤーブックリフィルA4書類確認ポケット

☆ピタッと貼るだけファイルポケットA4

 

【整理収納のコツ10】「インデックス」で書類の検索性をアップ!

収納するだけして、探し出すのに時間がかかっては元も子もありません。特に資料などの書類の場合、収納と同時に検索性を上げることが大切です。インデックスつきのファイルを使ってもよいですが、既存のファイルを整理したい場合や、インデックスを自由に動かしたい場合はふせんをうまく活用していきましょう。

 

おすすめはファイルのリフィルに直接インデックスとしても貼れる「オリジナルインデックス強粘着ふせん」。簡易的にインデックスをつけられ、業務効率があがります。幅の狭い普通のふせんで代用する手もありますが、専用のものを使ったほうがきれいにまとめられます。

↑ふせん1つとっても、いろいろなものがカウネットさんから出ています。こちらは「どこからでもふせん」というもので、その名の通りどこからでも好きなカラーのふせんを取ることができるふせんです

☆オリジナル インデックス強粘着ふせん(23×29mm)

☆どこからでもふせん スタンダードタイプ (150枚)

 

~~まとめ~~物を元の場所にいかに短時間で戻せるかが重要

私が仕事をするなかで大切にしていることは、「今作業している業務以外の物を机の上に出さないこと」。机の上がいろいろなもので溢れていると、自然と業務ミスにもつながりやすいと思うんです。また、机の上がキレイで整っている空間だと頭のなかも整理がしやすい! そんな風に感じます。

 

そのためには、使用頻度を考えて物の定位置を決めていくこと! 作業が終わったあと、物を元あった場所にいかにスムーズかつ短時間で戻すことができるかが重要になってくると思います。その時間が短ければ短いほど、人は定位置に物を戻したくなるはずです。

 

自分にとっての最高な机の仕組みづくりをゆっくり考えてみるのはいかがでしょうか? 今後の仕事のしやすさに大きく繋がると思います。

 

こんな想いで、今回作らせていただいた「収納プラン」。ぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

<オフィスの悩みをズバリ解決! 「カウコレ」プレミアムとは?>

今回紹介した商品のいくつかは、カウネットのオリジナルブランド『「カウコレ」プレミアム』よりピックアップしたもの。同シリーズには、オフィス用品のプロフェッショナルであるカウネットならではの着眼点で作られた便利なアイテムが多数揃っています。オフィスで困り事があれば、ぜひ一度ご覧ください。もちろん、法人だけでなく個人での購入も簡単に行えますよ!