AV
ヘッドホン
2017/3/26 11:00

5000円前後のBluetoothヘッドホンのベストバイはどれ? 専門家が超シビアに格付けチェック

ストレスなく音楽を楽しめるBluetoothヘッドホンが人気ですが、ここ最近はリーズナブルな価格のモデルが増加中だ。ここでは5000円クラスのエントリー機の実力を、音質を中心に専門家がシビアにチェックして格付けしました。

 

高級オーディオブランドから エントリー機が続々と登場!

Bluetoothヘッドホンのブームが続いているが、ここ最近は低価格化の波が訪れています。

「製造コストが抑えられるようになり、JBLなどからも安価なモデルが登場。これらの有名ブランドや国内メーカーの製品なら、品質の面でも安心です」(野村さん)

5000円クラスのエントリーBTヘッドホンを選ぶ際のポイントを、野村さんは次のように語ります。

「屋外でのリスニングでもボーカルや楽器の音が消えることなく耳に届くよう、力強さが欲しいです。また、長時間の移動中に使うことを想定し、バッテリー性能や装着感がおざなりになっていないことをしっかり確認しておきましょう」

毎日の通勤時使用で一週間は充電せずに使える、10時間程度のスタミナがあるモノがベターです。

 

【注目モデル01】

最大15時間のスタミナを誇り 旅行や出張のお供に最適
Headphone01_01

パイオニア

SE-MJ553BT

実売価格 6350円

コンパクトながら大口径40mmドライバーを搭載し、クリアなサウンドを実現。スマホやPCなど最大8台のBluetooth機器とペアリングできるのも特徴です。連続再生は最大15時間で断トツのスタミナを誇ります。通勤時の利用なら一週間は持ち、充電できる機会が少ない出張や旅行時も安心です。カラーはレッド(写真)、ホワイト、ブラックを用意。

【SPEC】●ドライバー径:40mm●インピーダンス:非公開●出力音圧レベル:非公開●Bluetooth対応コーデック:AAC、SBC●質量:約170g●型式:密閉ダイナミック型●ワイヤレス連続再生:最大15時間●再生周波数帯域:10Hz~22kHz●充電時間:約4時間

 

↑ヘッドバンドとイヤパッドは幅広型。頭頂部に当たる箇所にクッションを備え、装着感は良好だ

装着時。ヘッドバンドとイヤパッドは幅広型。頭頂部に当たる箇所にクッションを備え、装着感は良好です。

 

↑ハウジングを90° 回転させて薄くたためる。回転させずに内側に折りたたむことも可能

収納時。ハウジングを90° 回転させて薄くたためる。回転させずに内側に折りたたむことも可能です。

 

↑40mmの大口径ドライバーを採用。小型ながらクリアな高音質再生を楽しめる

40mmの大口径ドライバーを採用。小型ながらクリアな高音質再生を楽しめます。

 

↑操作ボタンは右ハウジングに備える。押しやすく、装着したままでも操作しやすい
↑操作ボタンは右ハウジングに備える。押しやすく、装着したままでも操作しやすい

 

格付け:A

●解像感:16 ●重低音:20 ●遮音性:16 ●操作性:18 ●装着感:16 →総合:86

パワフルな重低音が魅力

「メリハリのある音質で、力強い重低音が大きな魅力。遮音性が高く、屋外の雑踏のなかでも十分に使えます。側圧はやや強めに感じますが、着け心地は良好です」(野村さん)

 

メリハリの効いた グルーヴ感のある低音が魅力

Headphone02_01

JBL

T450BT

実売価格 5270円

シンプルなデザインと高品位なサウンドで、老若男女問わず使えるモデル。柔らかいイヤパッドで、長時間のリスニングでも疲れにくいです。臨場感のあるJBLサウンド 高級オーディオメーカーJBLのサウンド哲学を継承。耳元で演奏しているような臨場感が魅力のサウンドを、手ごろな価格で楽しめます。ホワイト(写真)とブラックの2色展開。

【SPEC】●ドライバー径:32mm●インピーダンス:32Ω●出力音圧レベル:102dB/mW●Bluetooth対応コーデック:非公開●質量:約155g●型式:密閉ダイナミック型●ワイヤレス連続再生:最大約11時間●再生周波数帯域:20Hz~20kHz●充電時間:約3時間

 

↑柔らかく心地よい質感のイヤパッドを採用。側圧も適度で長時間の使用でも疲れにくい

装着時。柔らかく心地よい質感のイヤパッドを採用。側圧も適度で長時間の使用でも疲れにくいです。

 

↑筐体に厚みがないためかさばらない。ビジネスバッグのような薄いカバンにも収納可能

収納時。筐体に厚みがないためかさばりません。ビジネスバッグのような薄いカバンにも収納できます。

 

↑イヤカップ部の操作ボタン。各ボタンの形状が異なるため、操作の間違いが少ない

イヤカップ部の操作ボタン。各ボタンの形状が異なるため、操作の間違いが少ないです。

 

↑ワイヤード型のT450もラインナップ。実売価格31 10円と、よりリーズナブルだ

ワイヤード型のT450もラインナップ。実売価格3110円と、よりリーズナブルです。

 

格付け:A+

●解像感:18●重低音:17●遮音性:20●操作性:17●装着感:20→総合:92

締まりのある低音が心地良い

「メリハリの利いた音が好印象。締まりが良く、グルーヴ感のある低音が耳に心地良く響きます。イヤパッドは柔らかく、本体も軽量なので、装着感は快適です」(野村さん)

 

90gの超軽量を実現した コンパクトモデル

Headphone03_01

フィリップス

SHB4405

実売価格 4290円

 

90gの超軽量モデル。32mm径ドライバーによる、クリアでキレのある豊かな重低音が楽しめます。スマホとの連動に対応し、ハンズフリーコールやラストナンバーリダイヤルなどの機能も充実。繊細な音を聴き分ける同社のサウンドエンジニア“ゴールデンイヤー”が一貫して開発に参加。原音に忠実なサウンドを実現しました。

【SPEC】●ドライバー径:32mm●インピーダンス:24Ω●出力音圧レベル:103dB/mW●Bluetooth対応コーデック:SBC●質量:90g●型式:密閉ダイナミック型●ワイヤレス連続再生:最大約9時間●再生周波数帯域:9Hz~22kHz●充電時間:約2時間

 

↑ハウジング部は縦長楕円の形状が特徴。コンパクトながら、耳全体をしっかり覆う

装着時。ハウジング部は縦長楕円の形状が特徴。コンパクトながら、耳全体をしっかり覆う

 

↑ハウジング部を横に回転させるだけ。スリムなうえ90gの超軽量設計のため、持ち歩きに便利だ

収納時。ハウジング部を横に回転させるだけ。スリムなうえ90gの超軽量設計のため、持ち歩きに便利です。

 

↑右のハウジングに電源ボタンが備わる。BT接続時にはボタンの上部が青く点灯

右のハウジングに電源ボタンが備わる。BT接続時にはボタンの上部が青く点灯。

 

↑右ハウジング側面の操作ボタン部分。楽曲の再生/停止や音量、スマホ通話を操作できる

右ハウジング側面の操作ボタン部分。楽曲の再生/停止や音量、スマホ通話を操作できます。

 

格付け:B

●解像感:13●重低音:17●遮音性:13●操作性:20●装着感:15→総合:78

軽量ながら低音はしっかり

「少しこもった音ながら、軽量なボディに似つかわしくない重低音です。音量調整ボタンはハウジング側面に搭載し、装着したままでも操作しやすいですね」(野村さん)

 

【私が解説しました】

AV評論家 野村ケンジさん

年間300本以上のヘッドホンを試聴。的確な分析に基づいた評論が好評だ。