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2015/5/21 17:06

シャープ AQUOS 4K NEXTの 画質が次世代すぎる

ここ最近、各メーカーから4Kテレビが続々とラインナップされています。その高画質を見るにつけ未来がやってきたと実感させられますが、本日シャープが発表した新モデルAQUOS 4K NEXTは、そのさらに先を行く一台。なんと8K相当の映像を実現したというのです!

 

肉眼視の映像を超えるほどの高画質!

新モデルのAQUOS 4K NEXTは、80V型のLC-80XU30のみがラインナップ。価格も168万円ほどになると見られ、我々のような一般ピープルには正直手も足も出ない代物です。しかし、実際に映像を目の当たりにすれば、その価格にも納得。そこには肉眼で見える景色と同じ、いや、なんなら肉眼視よりキレイな映像が映し出されているのです。7月10日には家電量販店の店頭に並ぶはずなので、ぜひこの感動を体験してください!

 

8K相当の映像を実現する独自技術

液晶テレビ黎明期から業界をけん引してきたシャープですが、これを支えているのは彼らの高い技術力。本機においても独自のテクノロジーが存分に生かされていますが、8K相当の高画質を実現した2つの新技術に注目です。ひとつは、「4原色技術」を用いた液晶パネル。従来の液晶パネルは赤・緑・青の3原色で構成されますが、本機ではこれに黄色を加えて表示します。これにより、ひとつの画素内で輝度ピーク(白を表示した際に、輝度の明暗を感知するポイント)を4つ作ることができる(従来は2つ)ため、解像度が高まるとのこと。もうひとつは、「超解像・8Kアップコンバート」回路で8K映像の情報をつくり出す映像エンジン「X8-Master Engine Pro」の搭載です。入力される映像の解像度が低くても、このエンジンが情報量を高めて、美しく高品位な映像に仕上げられるのです。

 

見た目は大人、頭脳も大人、それがAQUOS 4K NEXT!

なんだか小難しい話になってしまいました。人間に例えるなら、液晶パネルは動きを表現する肉体で、エンジンは頭脳といえます。健全な肉体に健全な頭脳が宿ることで、圧倒的なパフォーマンスを実現できるのです。薬で身体を小さくされてしまった名探偵は、頭脳が大人でもフィジカルは子どもなので、キック力増強シューズなどに頼るしかありません。しかし、このAQUOS 4K NEXTは、ビル・ゲイツの頭脳がウサイン・ボルトの肉体に宿ったみたいなものと考えてもらえればよいでしょう。つまり最強のテレビということです。ああ、筆者にも宝くじが当たらないかな……。

 

↑AQUOS 4K NEXT(右)と、従来の4Kテレビ(左)の比較。解像度だけでなく、色再現の高さもかなり差があることがわかります

 

↑3ウェイ6スピーカーを搭載し、音質にも注力。最大65Wの大出力を実現しました
↑3ウェイ6スピーカーを搭載し、音質にも注力。最大65Wの大出力を実現しました