文房具
2017/5/1 11:00

これさえあれば残業が激減!ビジネス文房具を使い比べてわかった「本当に効率的な針なしステープラー」3選

オフィスワークは、事務用文房具の使い勝手の良さで作業の効率に大きな差がつきます。さらに、使っている文房具の快適さが仕事上での柔軟な発想を導いてくれることもしばしば。

 

今回はそんな“効率化文房具”をフィーチャー。そして、針を外す手間がかからず、環境にもやさしい針なしステープラー3製品を試し、最も高効率なアイテムを決定しました。

 

そもそも金属針を使わず書類を綴じられる針なしステープラーは、廃棄する際に針の分別が不要なのが人気。最近ではそのスタイルがより進化を遂げています。

 

針で留めるステープラーと比べ、作業のどの部分で効率が上がるかをチェック。そして効率化力を、各製品でどちらがより効率的かにも注目して算出しました。

 

【その1】コクヨ「ハリナックスプレス」1188円

穴を開けずに5枚の紙を綴じられるモデル。金属歯で紙を圧着するので書類に穴が開かず、書類を重ねた際にもかさばりません。片手でも使える小型モデルです。

 

↑穴が開かないので書類を傷つけずにまとめられます
↑穴が開かないので書類を傷つけずにまとめられます

 

[効率化力20%UP]書類に穴が開かないので気軽に綴じ作業が行えます

破棄する際に針の分別が不要。また書類を重ねたとき、通常のステープラーよりかさが60%減ります。着脱も何度もできました。

 

【その2】プラス「ペーパークリンチ」648円

小型の針なしタイプで6枚綴じを実現。綴じる力を増幅する独自機構により、軽い力で書類がとまります。綴じ位置周辺のパーツが透明で、位置が確認しやすいです。

↑大量12枚をまとめられファイルにも収納しやすいです
↑大量12枚をまとめられファイルにも収納しやすいです

 

[効率化力15%UP]綴じ穴にクリップを付けて書類をばらけなくします

片手で綴じられて効率的。綴じた書類がばらけないように、付属クリップを穴に装着し、しっかり綴じられました。

 

WIN!

【その3】コクヨ「ハリナックス(卓上12枚)」3564円

シリーズ最大の12枚綴じが可能な卓上型。綴じ穴が横向きで、書類内容を損じにくいです。サイドゲージを使って2か所を綴じるとフラットファイルのパンチ穴になります。

 

↑最大6枚を力を入れずに片手で軽く綴じられます
↑最大6枚を力を入れずに片手で軽く綴じられます

 

[効率化力30%UP]綴じ穴が外れにくくなり仕事にも安心して使えます

針なし12枚綴じで、書類の整理も破棄もスムーズ。綴じ穴が矢印型になり、綴じた部分が外れにくくなりました。

 

これから残業を減らして堂々と「お先に失礼します」が言いたい人は、「ハリナックス(卓上12枚)」を使ってみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに、ホッチキスは元々メーカーの名前だったということをご存知でしょうか。日本でステープラーをホッチキスと呼ぶのは、明治時代に輸入販売された商品が「E.H.ホッチキス社」製だったためなのです。

 

現在ステープラーは、立体物を綴じるものなど種類は豊富。書類に穴が開かないので気軽に綴じ作業が行えます。

 

【参考文献】

GetNavi編集部からプロ・編集部・ファンが、最新手帳&機能派文房具を全350点みんなでお試ししたムック「文房具&手帳ベストバイガイド」(780円+税)が発売中! 本書では使い勝手を徹底的にチェックして、”本当に買っていいもの”を紹介しているのが特徴です。

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なかでも目玉特集は「文房具総選挙デラックス」。過去3年間に発売された文房具の数々から、仕事を効率化させるアイテムをTOP30まで格付けしました。本記事では、構成作家&ライターの古川 耕さん、文具ソムリエールの菅 未里さん、ライターのきだて たくさんの文房具三賢人による座談会で誌面に収まり切らなかった内容を完全書き下ろしで収録。8000字を超える熱い対談になっておりまして、本書と併せて読んで読んでいただけると幸いです!

 

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