ファッション
2016/9/28 8:00

現代の名工が手がけた1000m防水×10振動の限定ダイバーズウオッチ

セイコー プロスペックスより、セイコー創業135周年を記念したスペシャルモデルが登場しました。デザインを監修したのは、ウオッチデザイナー初の「現代の名工」となった小杉修弘(こすぎ のぶひろ)氏。価格は65万円(税抜)、11月11日発売予定です。

 

伝統文様をあしらった文字盤の内部にハイビートムーブメントを秘める

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セイコー プロスペックスは、ダイビングやトレッキングなど、スポーツやアウトドアシーンに対応する本格機能を備えた、セイコーのスポーツウオッチブランド。その中でもダイバーズウオッチは特別な存在となっています。

 

セイコーは1965年に国産初のダイバーズウオッチを手がけて以来、50年以上も進化し続けてきました。現在、ダイバーズウオッチにはJIS(日本工業規格)やISO(国際標準化機構)にて明確な仕様が定められていますが、そのベースはセイコーが技術開発の基準にしてきた性能規格であることからも、いかにダイバーズウオッチの発展にセイコーが貢献してきたがうかがえます。

 

創業135周年の節目に開発された最新作では、2014年の「現代の名工」に続き、2016年には黄綬褒章も受章した小杉修弘氏がデザインを監修。

↑ウオッチデザイナー初の「現代の名工」となった小杉修弘(こすぎ のぶひろ)氏
↑ウオッチデザイナー初の「現代の名工」となった小杉修弘(こすぎ のぶひろ)氏

 

ネイビー文字盤にあしらわれた、波を表す日本の伝統文様「青海波(せいがいは)」と、新色となるブルー硬質コーティングのベゼルが、屈強な1000m防水を誇るケースとマッチし、深遠なる海の情景を想起させます。

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搭載するのは毎時3万6000振動(毎秒10振動)という、時計界でもわずかなウオッチメーカーしか作りえないハイビートムーブメントCal.8L55。動力ゼンマイ、ヒゲゼンマイに独自開発の合金を採用し、ハイビートながらシングルバレルで約55時間もの持続時間を達成しています。

 

ハイビートムーブメントを収めるチタンケースは、裏蓋のないワンピース構造。独自開発構造のL字型ガラスパッキンを用いて世界最高レベルの気密性・水密性を実現し、1000m防水に加え、JIS耐磁時計2種の性能も有しています。

 

素材表面には、セイコー独自の表面加工技術「ダイヤシールド」を採用。日常使いの擦り傷や小傷から時計本来の美しい輝きやきれいな仕上げを守ります。

 

日本が世界に誇る性能と機能美を備えた本機は、まさに国産時計のパイオニアのアニバーサリーを飾るにふさわしい一本といえるでしょう。

 

SBEX005

セイコー プロスペックス

マリーンマスター プロフェッショナル メカニカルハイビート36000

Ref.SBEX005

65万円(税抜)

 

【SPEC】

ムーブメント:自動巻き(Cal.8L55)

素材:ダイヤシールド加工チタンケース&ブレスレット

サイズ:外径48.2mm、厚さ19.7mm

防水性:1000m飽和潜水用防水

 

 

【URL】

セイコーウオッチ https://www.seiko-watch.co.jp