アップルにはヘッドホン「AirPods Max」をアップデートする「具体的な計画がない」と、米ブルームバーグが報じています。
AirPods Maxは今年9月にアップデートされました。本体のLightningポートがUSB-Cポートに変わり、新カラーが登場しました。その一方、搭載チップは「H1」のままで、AirPods Proの「H2」と比べると若干見劣りしてしまいます。
ブルームバーグによれば、アップルは「当面の間、AirPods Maxを現在の形で販売し続けることを考えている」とのこと。さらに、AirPods Maxの売り上げが低すぎるため、開発リソースを割り当てることを正当化できないという見方もあるそうです。
先述のようにAirPods MaxにはH1チップが搭載されているため、AirPods Proに存在する「アダプティブオーディオ機能」が使用できないうえ、アクティブノイズキャンセリング(ANC)も改善されていません。「しばらくアップデートがないのなら、せめて価格の見直しを」とも考えてしまいますが、あまり期待しないほうがよさそうです。