サムスンは次世代のXR(複合現実)デバイスを開発しており、新製品の発表が近づいていると示す手がかりも見つかっていました。
最近では、同社が2025年後半に本製品を発売し、年内に約5万台を販売する予定だと報じられています。
韓国メディアのSE Dailyによると、サムスン電子は第3四半期(7~9月)にXRデバイスを発売する予定とのこと。この時期は、同社が新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催する傾向があり、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold7」や「Galaxy Z Flip7」と同時に発表するのかもしれません。
しかし、サムスンは1月に1回目のUnpackedイベント(年2回が恒例)を開催します。その場で次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S25」シリーズを発表すると共に、XRデバイスの試作機をお披露目する予定とも付け加えています。
同社は2025年第3四半期に2万台のXRデバイスを発売し、その後の第4四半期には3万台を追加、合計5万台を出荷する予定とのこと。
なぜ発売を2段階に分けるのか? SE Dailyはアップルなどハイテク大手がXRビジネスで大苦戦していると指摘しており、第3四半期の反応を見る可能性を示唆しています。
約10年前、サムスンはスマートフォンと組み合わせる安価なヘッドセット「Gear VR」シリーズを発売して初期のXR市場を開拓していました。今度はどのようなアプローチを取るのかは不明ですが、低価格かつ高性能な製品に期待です。