大掃除で活躍してくれる高圧洗浄機。とても便利なのですが、サイズが大きいので扱いがなかなか難しいですよね。狭いところでは使いにくいし、もっと使いやすくできないかな……と思うことが多々ありました。そこで、今年の大掃除では片手で持てるサイズの「ポケッタブル高圧洗浄機」を導入。これで家の隅々までキレイにできるようになったんです。
約800グラムという圧倒的軽さ。どこでも使える高圧洗浄機なんだ
SPICER「ポケッタブル高圧洗浄機 SWU-1」
12,980円(税込)
これまで愛用してきたケルヒャーの高圧洗浄機。高圧洗浄のパワーは申し分ないのですが、サイズや重さもそれなりなので出し入れするのが億劫で、「今日は掃除するぞ!」という気合の入った日しか使っていませんでした。
もっと手軽に使えるものはないかなと探して見つけたのが、SPICCERのポケッタブル高圧洗浄機。重さは約800グラムと超軽量で、どこでも使えるハンディ高圧洗浄機です。
充電式なので、Type-Cケーブルでつないで充電すれば、電源・水栓不要で使うことができます。
まずはペットボトルコネクターをつけて、どこでも使える仕様にしてみました。ペットボトルを取り付ける際、誤ってトリガースイッチを触ってしまうと家の中で噴射してしまったりするので注意(外なら問題ありません)。
扱ってみると本当に軽くて、どこでも思い通りに高圧洗浄できます。玄関周りから網戸の洗浄まであっという間に終わりました。高圧洗浄機をこんなにスマートに使えるなんて……と感動。
一方で、ペットボトルの水がわりとすぐなくなってしまうのはデメリットだと感じました。
ホース装着ならより長時間の使用が可能に
圧力は背面ボタンの3段階から選ぶことができ、家の掃除をするぶんには十分な出力です。ただ、ケルヒャーの高圧洗浄機に比べればどうしてもパワーは落ちます。
比較するなら、ケルヒャーならブラシで落とせそうにない長年の汚れも吹き飛びますが、SPICERRは泥汚れや鳥のフンなどの日常的な汚れなら十分落とせる、という感じでしょうか。
パワーが落ちるぶん、静音性は完全にSPICERRに軍配。周囲への音漏れが気になる方にはピッタリかもしれません。
バケツと給水ホースを使えば長時間連続した使用が可能で、洗浄タンクキットを取り付ければ洗剤を使いながら掃除することもできます。なかなか汚れが落とせない場所で重宝しています。
筆者が何より「すごい!」と思ったのは、5つの可変ノズル。0°、20°、20°傾斜、40°、シャワーと使い分けることができるんです!
この可変ノズルと3段階の圧力を組み合わせると、玄関から勝手口、ベランダ、車の洗浄まで、どこでも本格的な高圧洗浄ができるように。今まで掃除したくてもできなかった場所まで掃除できて、スッキリとした気分になりました。
片手で持てるサイズだから収納や持ち運びにも便利
本体は手のひらサイズにまで折りたたむことができるので、収納にも困らず、キャンプやお墓掃除、外出先にも持って行きやすいサイズです。この年末は、このポケッタブル高圧洗浄機で隅々まで汚れを落として、気持ちよく2025年を迎えるぞ!