年明けから街中で繰り広げられる「セール」。私も2万円相当が入った(と、本当かどうかはわからないけども、そう記載されていた)5,000円の福袋と、通常価格の倍の量が入っているお茶の福袋を買っちゃいました♪
「お得だ…!」とテンションが上がり、購入しましたが、去年と比べると「この2つで抑えられた自分、偉い!」と思えるくらい我慢しています(笑)。みなさんは去年、どれくらい衝動買いをしましたか? 買って納得できていればいいですが、できていない方は今年こそ、本当に欲しい物を欲しいだけ買いたいですよね。無駄な衝動買いを抑える方法をちょっとだけ考えてみましょう!
今日からいきなり、衝動買いはやめられない
私はお土産を買うのも大好きなのですが、「あ、これはあの人に。こちらはなかなか会えないけどあの人に」とついつい多めに買ってしまい、渡せないまま賞味期限が…。これだって立派な衝動買いですよね。他にも通販サイトを流し見しながら「あらいいですね、こちらも良さそうね」とカートに入れて「えーい!」とポチッとしてしまったのち、「あれ? これって注文していたかしら…」なんてことも。こうして文章にしてみると、意志が弱い自分の行動が切なくなってくる…(涙)。
欲しい物を発見した瞬間、頭の中は大盛り上がりになります。「ここで買わないと手に入らないかもしれない」「これくらいの値段ならすぐに元がとれる」と買う理由しか思いつかなくなります。
(『メモと記録だけでストレスフリーな毎日を続ける仕事術』より引用)
言い訳をするようですが…、衝動買いをしている時の頭の中は、上記のようにパーティー状態。その状態を1日で変えようなんて無理なのです。じゃあ本当に衝動買いをやめたいならどうしたらいいのでしょうか?
自分だけの欲しい物「カタログ」をつくろう
『メモと記録だけでストレスフリーな毎日を続ける仕事術』(とゆ・著/インプレス・刊)によると、自分だけの欲しい物カタログを作るのがおすすめということ。カタログの形式は、手書きでも、エクセルでも、メモアプリでもなんでもいいんだとか。
・欲しい物の名前
・価格
・欲しい理由
・欲しいと思った日付
を記録しておき、リストにします。衝動買いって毎日することではないので、思い立ったその日からカタログ作りを始めちゃいましょう。
欲しい物が出てきた時、いったんリストに書いて、リストに載っている他の欲しい物と比較するようになってから、衝動買いはかなり減りました。
(『メモと記録だけでストレスフリーな毎日を続ける仕事術』より引用)
このリストがあると、「さっ! 衝動買い!」とパーティー状態になったとしても「ちょっと待てよ、同じ5000円だったらリストに書いていた○○○の方が欲しい度は高かったのでは?」と考え直せるようになり、徐々に衝動買いを減らせるようになるのです! もちろん、衝動買いの楽しさもあるので全面否定はしませんが、本当に欲しい物かをリストで確認するのは、無駄な衝動買いを防ぐことができそうですね。
リスト化すると客観的に自分を理解できる
他にも、リスト化しておくと便利な方法がいくつかあります。『メモと記録だけでストレスフリーな毎日を続ける仕事術』に掲載されていた方法の中で、なるほどと思ったのが「体調が悪い時の自分の状況、精神状態がよくない場合にでてくる自分のクセ」を記録しておくということでした。
お恥ずかしながら、私はお腹が空くとめまいがして他人に迷惑がかかるくらいフラフラになり、イライラしてしまいます。なので、常にお腹が空かないような状態にしておこうと心がけているのです。他にも、熱から風邪になりやすい、背中が痛いのは体の疲れがやばい時など、ググっても出てこない私だけの私しか知らないクセがあります。こうやってリスト化して、日々更新していくと「今は、体調が悪い時だから仕事は軽めにしておこう」と客観的に自分を見ることができるので、ぜひ一度試してみましょう!
とは言いつつ、マイケル・ジャクソンのようにお金のことなんか気にせず、「ここからここまでちょうだ〜い」なんて本能に身を任せ、夢のような買い物もしてみたいんですがね…(遠い目)。
(文:つるたちかこ)
【参考文献】
メモと記録だけでストレスフリーな毎日を続ける仕事術
著者:とゆ
出版社:インプレス
ブログ「ライフハック心理学」の佐々木正悟氏監修、「仕事に押しつぶされそうになっていたごくふつうの働く女性が、気がつけば苦境から抜け出していた。その不思議な手法とツールを全公開しています」と推薦。トライ&エラーしたからこそできた、タスク管理の方法。難しいノウハウやスキルは一切不要。メモと記録だけで、ストレスの多い毎日から解放される秘訣をお教えします。
BookBeyondで詳しく見る