若鶴酒造は、ブレンデッドウイスキーの新ブランド「SAB.(サブ)」を立ち上げ、第1弾商品として「SAB. SUNSET RED」と「SAB. NIGHT BLACK」の2種を2024年12月12日(木)に発売しました。また、来年2025年夏に「SAB. OCEAN BLUE」を数量限定品として発売予定です。
【ラインナップ】
SAB. SUNSET RED
砺波・散居村の水田に映る夕日をイメージした<赤>。スモーキーなウイスキーの入門からこだわりのユーザーまで対応する甘く、丸みのある味わい。
アルコール分:46%
容量/実売価格:700ml/3180円(税別)、200ml/1140円(税別)
SAB. NIGHT BLACK
夜空の星々に照らされた山の陰影をイメージした<黒>。より奥深く、複雑さを持ったスモーキーでスパイシーな味わい。
アルコール分:46%
容量/実売価格:700ml/4900円(税別)
SAB. OCEAN BLUE
雨晴海岸の晴れ渡る空と海をイメージした<青>。三郎丸の特徴である力強いスモークとフルーティーな魅力が際立つ三郎丸最高峰のブレンデッド。
アルコール分:46%
容量/実売価格:700ml/9000円(税別)
※2025年夏発売予定、数量限定品。商品写真は仮イメージです。今後変更の可能性があります。
いずれも環境に配慮した「エコグリーン瓶」を使用。再生カレットを90%以上使用することで、一般的な瓶に比べ23%の軽量化と10万本あたり約13.5トンのCO2削減に貢献します。
日本発のウイスキーをグローバル展開
同社の三郎丸蒸留所では、2019年にシングルモルト三郎丸シリーズ第1弾「三郎丸0 THE FOOL」を発売。日本のシングルモルトウイスキーは国内やアジア市場を中心に好評を得ているものの、ウイスキー消費量の大半はブレンデッドウイスキーが占めています。
そこで同社ではグローバルにたたかえるブレンデッドウイスキーを開発するため、これまでの商品ブランドを整理し、新・三郎丸ブランド戦略の新たな柱の1つとして、ブレンデッドウイスキー「SAB.」を発売するに至りました。
「SAB.」シリーズは、三郎丸の大きな特徴である「スモーキーさ」を追求しながら、グローバルに浸透するネーミング、パッケージ、プライシングと、グローバルに対応するウイスキーブランドの確立を目指すとしています。
日本のウイスキー産業を支える樽再生事業もスタート
また、三郎丸蒸留所は、2024年11月より新事業である「Re:COOPERAGE(リク―パレッジ)」を立ち上げています。これは、ここ10年間で約10倍に増えた蒸留所数に対し、樽の価格の高騰、樽不足により、樽の供給が追いついていないという現状に対応することを目的としたもの。また、それらの樽をメンテナンスする職人の不足も課題となっています。
今回、同社が立ち上げる「Re:COOPERAGE」は、樽の「修理・再生・再活性化」を担う業態です。現在、独立系の樽メーカーは日本全国でも1社のみであり、本事業の立ち上げにより、日本のほぼ中央に位置する富山県で、樽の修理が可能となります。三郎丸蒸留所は、「樽再生と木桶の再生」両方を専門として担う日本初の本取り組みで、国内ウイスキー産業を支え、業界の底上げに貢献するとしています。
若鶴酒造
ブレンデッドウイスキー「SAB.(サブ)」
2024年12月12日発売