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2025/1/12 7:15

スペースXの「スターシップ」、7回目のテスト打ち上げへ! 空中キャッチ再び?

スペースXは、次世代ロケット「スターシップ」のテスト打ち上げに向けて準備を進めています。

↑変革の年を迎えたスターシップ(画像提供/スペースX)

 

スターシップはブースターの「スーパーヘビー」と組み合わせることで、全長約120メートルにもなる史上最大のロケットです。昨年11月には6回目のテスト打ち上げが実施され、ドナルド・トランプ次期米大統領も現場に駆けつけました。

 

米国時間1月13日に予定されている7回目のテスト打ち上げは、南テキサスのスペースXの施設で実施。今回打ち上げられるスターシップは、上段のフラップが小型化されたり、推進システムの再設計により推進剤の容量が25%増加したり、最新世代の耐熱タイルによるシールドが採用されたり、いろいろパワーアップしています。

 

今回のミッションでは、打ち上げられたブースターは大気圏に再突入した後に、発射台のアームで空中キャッチされる予定。このタワーにもレーダーセンサーが搭載されるなど、損傷を防ぐための保護が強化されています。

 

スターシップには、衛星インターネット計画「スターリンク」の模擬衛星が10機搭載される予定。この次世代のスターリンク衛星は従来より大きく、高速通信ができるようになるそう。

 

「今年はスターシップにとって変革の年になる」と言うスペースX。「システム全体の再使用性を高めることを目指している」と述べています。スターシップのさらなる進化に期待しましょう。

 

Source: SpaceX via Space.com