いろいろと歩き回る予定がある日は、やっぱり両手が空くリュックが楽ちん。とはいえリュック自体が重いと逆に荷物になったり、肩が凝ったり……と選び方が意外にむずかしくないですか?
薄いのに丈夫なナイロン製
モンベル「バーサライトパック 15」
6200円(税込)
そんなジレンマを解消してくれたのが、モンベルの「バーサライトパック 15」。バーサライトパックは15L・20L・30L・40Lの4サイズがあり、こちらは一番小さい15Lです。
素材は、30デニールのバリスティック ナイロン・リップストップ。強度と軽量性を兼ね備えたモンベルオリジナルのナイロンで、紡糸の段階でナイロン糸に延伸加工を施し、強度を持たせているのだそう。従来のナイロンと比べて、同重量であれば約2倍の引き裂き強度を実現。薄いのに丈夫なのが頼りになります。
とにかく軽い!
大きさは、高さ45×幅22×奥行き16cmほど。
実際に荷物を入れてみましたが、普段の外出で持ち歩いている荷物一式が難なく入り、まだまだ余裕があるくらい。なによりリュック本体が約93gと超軽量なので、いつもの荷物もなんだか軽く感じるんですよね。
生地の薄さゆえ背負ってみると底が沈む感じはありますが、リュック自体のサイズが小さめなのでそこまで気にならない感じ。ノートPCや一眼レフなど重さのあるものには向いていませんが、普段出かけるときの身のまわりのものなら問題なく収納できますよ。1泊程度であれば着替えも入るので、小旅行にもぴったり。
ポケッタブル仕様でコンパクトに
さすがモンベル、ただのミニリュックには納まりません。実はトップリッドの部分に本体を収納できるポケッタブル仕様なのです。
収納してみるとこんな感じ。ここまでコンパクトになるとは……! 旅行の街歩きバッグとして持っていくもよし、アウトドアにもよし。とにかく軽く荷物にならないので、筆者は自転車で出かけるときのエコバッグとしてカバンに忍ばせておくことが多いです。
細部の使いやすさも◎
リュックとしての使用時は小物を入れるポケットに変身。
メインポケットの口はドローコードでぎゅっと絞ることができ、中身が出てしまう心配もありません。
個人的に気に入っているのはショルダー部分。薄いメッシュ素材のようで、トートバッグのような気軽さで背負うことができて快適なんです。自分の場合、しっかりとした機構のバックパックだと逆に肩が凝ってしまうこともあるので、このくらいが好みかも。幅が広いので、荷物が多いときの肩への食い込みも少ないですよ。
普段使いにも、旅行にも
先日、このリュックで日帰り旅行したのですが、観光先でもらった冊子や買った飲み物、ちょっとしたお土産まで入れられて、改めて便利さを実感。アウターの上からでも背負いやすく、今年の冬は普段の外出もついこのリュックばかり選んでしまいます。
カラーはブルーグリーン、イエロー、ダークグレーの3色。筆者の推しは、やっぱりこのブルーグリーン。鮮やかな赤がアクセントになってかわいらしく、意外とどんな格好にも合わせやすいですよ〜。