提供:パナソニック株式会社
口腔ケア製品のなかでも、ここ数年で特に注目されているのが水流で汚れを落とすデンタルウォッシャー。歯ブラシやフロスでは落としにくい汚れがスッキリ落とせると、使い始める人が増えています。GetNavi webの編集長・和田史子もそんなトレンドに乗った一人。ネット通販で安価なデンタルウォッシャーを試したものの満足できず、ひそかに累計出荷台数100万台を突破した「ジェットウォッシャー ドルツ」に注目していたとか。今回は、そんな和田が同シリーズのスタンダードモデル「EW-DJ55」を実際に使用し、多くの人に選ばれる理由とヒットの背景を探ります。
パナソニック
歯ブラシでは取り切れない歯間や歯周ポケットの汚れを、水流で洗浄するジェットウォッシャー。「超音波水流」を採用し、気泡が弾ける際の力で歯間はもちろん、歯の表面の汚れまで除去する。軽量&コードレスなので持ちやすく、防水設計でお風呂でも使えるのが特徴。
【私がレビューします!】

汚れ落ちの違いを“感触”と“ニオイ”でリアルに感じた!
私はもともと歯が弱い家系で、虫歯の治療箇所も増える一方。昔に比べて歯の隙間が空いたり、あるいは逆に歯間が詰まったりと不具合を感じることが多くなっていたんです。そこで、モノは試しと、ネットでお安めのデンタルウォッシャーを購入。とにかく水勢がパワフルで、歯ぐきに当たるとけっこう痛いんですよね。このまま続けていたら、歯ぐきを傷めてしまうかも……と不安でした。
そこで「もしかして、これなら?」と興味を持ったのが、メディア向け説明会で気になっていたパナソニックの「ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ55」です。使ってみて一番驚いたのは、スッキリ感が長続きすること! 手持ちの安価なデンタルウォッシャーは、使った瞬間はスッキリした気になるのですが、すぐに元の感覚に戻ってしまうことに気づきました。考えてみると、これが洗浄力の差なんでしょうね。
さらに、「EW-DJ55」を使用しながら吐き出した水を洗面器で受けてみました。すると、直前に歯磨きをしていたのに、大きなものから細かいものまで食べかすが……。えっ、こんなに? とびっくりするほど! 「細かい汚れも残さないから、スッキリ感が持続するんだ」と納得しました。
また、これはちょっと恥ずかしくて秘密にしたかったのですが……、リアルに感じたのが、ニオイ。洗浄した後、吐き出した水がちょっと臭かったんですよ。聞いた話だと、ブラッシングで剥がれ落ちた汚れが歯周ポケットの中で浮遊しているんだそうです。その汚れまでしっかり洗い落とせているんだと感じました。
さらに今回は、ドルツ ジェットウォッシャーを愛用する家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさんをゲストにお招きしました。その魅力と技術力についてより詳しく解説していただきます!
【家電のプロ・神原サリーさんが解説!】
気泡が弾ける勢いで汚れを弾くから、単なる強い水流と次元が違う!
私の使い方は、まずジェットウォッシャーをしてから、その後、歯ブラシで仕上げ磨きをしています。フロスを使っていなくても、歯科医院の定期健診で、いつも「キレイな状態ですね」と褒められるのは、確実にジェットウォッシャーのおかげ。なんなら私、歯ブラシより大事だと思ってますから(笑)。
和田さんも言っていましたが、初めて使った人は「なんでこんなに汚れが出るの!?」と驚くはず。それは、パナソニックの「超音波水流」のなせる技。気泡が弾ける勢いで汚れを弾き飛ばすから、単なる強い水流とは次元が違います。ジェットウォッシャーというと歯間用のイメージがあると思いますが、気泡の力で剥がし落とすから、歯間だけではなく、歯の表面の汚れもキレイになるんですよ!
↑通常のジェット水流と超音波水流の洗浄力の比較。気泡が弾けるときの力を利用することで、超音波水流の洗浄力はジェット水流の1.38倍に達する
また、今回の「EW-DJ55」はコードレスでタンク容量が限られているため、なるべく少ない水量で効果的に汚れを落とさなければなりません。それを可能にしているのが、水流に大量の空気を混ぜ込むポンプの特許技術「エアチャージャー」。さらに超音波水流ノズルの独自構造「シングルネック」でより微細な泡を作り、歯の表面と歯周ポケットの汚れをやさしく落とします。
↑特許技術「シングルネック」の動画。ノズル内に絞りを設けることで、空気が圧縮されて空気と水が混合し、無数の細かい気泡を生成する
【動画】EW-DJ55の使用イメージ
握りやすさから手入れのしやすさまで、使い勝手の良さに感心
汚れを落とす実力はもちろん、使い勝手の良さにも感心しました。私は手が小さいんですが、グリップ部にラバーが貼ってあり、水でぬれていても滑りにくい。水圧が5段階から選べて、一度使うと次に電源を入れた際にも水圧を記憶してくれるのも便利です。私は普段「3」にしていますが、ニオイの強い肉料理を食べた日は「4」か「5」にしようかな……などと、使い分けられるのもいいですね。


充電は洗面所の充電台にポンと置くだけなのでラク。清潔感があるデザインもいいですね。私は目に入らないと使うのを忘れてしまうタイプなので(笑)洗面台に出しっぱなしにしていますが、悪目立ちしないのが心地いいんです。また、コードレスで防水仕様なので、水ハネを気にすることなく、バスルームで思いっきり使うと気持ちいいですよ!


お手入れもシンプルで簡単。本体の底ふたを取り外して中まで水洗いできるのが素晴らしい! 使ったあとのノズルも外側をジャジャッと流すだけです。
また、見落とされがちな付属のポイント磨きノズルと舌磨きノズルも意外に便利。使ってみると、思った以上にスッキリします。普通の舌磨きブラシだと水が出ないので、舌を掻いて、うがいして……を繰り返す必要がありますが、これは水を出しながら磨けるので、舌への当たりもやわらかく、どんどん舌がキレイなピンク色になっていくのが快感です。このアタッチメントだけでも「買い」でしょう!


【家電のプロ・神原サリーさんが解説!】
人間工学に基づいた機能的なデザインにも注目!
「EW-DJ55」は人間工学に基づいて手にフィットする設計を採用。動かしながら前歯や奥歯、その裏側など水流を自在に当てられる形状になっています。重さの面でも手首に負担が少なく、どんな年齢層の方でも使える重量感ですね。生活空間に置いても違和感がないよう、見た目もデザイナーがものすごくこだわったそうで、メカメカしくなく、歯ブラシなどと一緒に置いても違和感なし。美しさすら感じます。
↑本体を充電台に置くだけで充電できる。洗面所に置いても違和感のない美しいデザイン
洗面台の蛇口から水を直接入れやすい位置に注水口があったり、そのうえでお手入れがしやすいよう底のふたも外せたりと、本当によく考えられています。いちいち何かをする作業が増えれば増えるほど、こういった製品は使わなくなるものですが、本機はあらゆる面から使うハードルを極力低くしています。「パッと手に取れる手軽さ」を妥協せず追求した点が、愛され続ける理由なのでしょう。
↑タンク容量は約200mL。1回の給水で約1分間、連続使用が可能
はっきり言って30代半ばを過ぎたら全員使ったほうがいい
私は断言しますが、「ジェットウォッシャー ドルツ」、はっきり言って30代半ばを過ぎたら全員使ったほうがいいですね。加齢によって歯や歯ぐきへのダメージは蓄積しているので、違和感が出たときには手遅れとなってしまうかも。一方で、歯磨きしたあとジェットウォッシャーを使ってあれだけの汚れとニオイが出た事実から、いままでのケアでは足りないということもわかりました。本機を使い始めてから、歯ぐきの健康をキープできている感覚もあります。口腔環境を清潔に保ち、気持ちよく過ごすために、当たり前のように使う必要があると感じました。
そして、ジェットウォッシャーを毎日の習慣にするには、使いやすさと手入れのしやすさが重要。それを高いレベルで実現しているのが「EW-DJ55」です。歯と健康寿命には大きな関係があるといいますから、本機で歯と歯ぐきをしっかりケアして健康に過ごしたいですね。
撮影/高原マサキ(TK.c)
【家電のプロ・神原サリーさんが解説!】
長年の研究成果が詰まったひとつの到達点!
パナソニックの水流洗浄器の歴史は古く、1979年に初代モデルが誕生してもう46年。粛々と開発を続け、その技術は揺るぎないものになっています。ノズルを絞って水を出すために独自設計した逆流式ポンプが搭載されていますが、その開発にも約2年かかったとうかがいました。また、海外と違って日本の洗面所は狭いため、コンパクトに置ける歯ブラシレベルの製品は開発者のみなさんの悲願だったそう。そんな悲願を実現したのが「EW-DJ55」です。置きやすく、どんな人にも使いやすくて、少ない水でしっかり洗える……すべてのバランスが取れた、ある意味「到達点」と言えるモデルでしょう。「口腔洗浄器はどれも似たようなもの」と思われがちですが、そこには大きな差があるのです。
というわけで、和田さんは「30代半ば以上の方にオススメ」と言いましたが、私の場合は、「全人類にオススメ」と言いたい! 歯に汚れがたまりやすい人、歯列矯正をしている人などにはもちろんのこと、そうでない人にも「絶対に必要なもの」として推薦します。高齢の方には、さらに歯ぐきにやさしい上位モデル「EW-NJ80」もオススメですよ。
【こちらもオススメ!】
新技術「ナノクレンジング水流」を搭載した高洗浄・低刺激モデル
パナソニック
水流内の微細な水滴とその中に含まれるナノレベルサイズの気泡が弾ける力で、歯垢を剥がし落とす新技術「ナノクレンジング水流」を搭載したモデル。「シングルネック」から更に進化した「ダブルネック」(特許出願中)をナノクレンズノズルに採用し、効率よく微細な気泡を生成。粘つく歯垢までやさしい水流でしっかり落とす。