サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S26 Ultra」では、かつてGalaxy S9およびGalaxy S9 Plusに搭載されていたメインカメラの可変絞りが復活すると、著名なリーカーが主張しています。

かつてサムスンは、Galaxy S9以降のフラッグシップ機にデュアル絞り、つまり2段階の可変絞りを採用していました。撮影環境に応じて自動的に絞りの大きさを調整し、明るい環境では絞りを強めて(F2.4)シャープな写真を撮影し、暗い環境では絞りを開放して(F1.5)より多くの光を取り込む仕組みです。
この機能はGalaxy S10シリーズにも搭載されていましたが、Galaxy S20シリーズでは廃止されました。
しかし、信頼性の高いリーカーであるIce Universe氏は、中国のSNS「Weibo」において、Galaxy S26 Ultraのメインカメラに可変絞りが復活すると述べています。ただし、ほかのカメラについては言及していないため、それらは固定絞りのままである可能性が示唆されています。
Ice Universe氏は、コメント欄でさらに詳細を述べており、S26 Ultraのメインカメラが「夜景とHDRを大幅に改善する」と付け加えています。
ただし、この可変絞りがGalaxy S9シリーズのようなデュアル絞り方式を採用するのか、それとも複数の絞り値を持つ「真の可変絞り」になるのかは、現時点では明らかにされていません。
Xiaomi 14 UltraやHUAWEI Mate X6など、最近の中国製ハイエンドスマートフォンでは、多段階の可変絞りを搭載する傾向が見られます。サムスンも、それに対抗する形で新たな技術を投入する可能性がありそうです。