群雄割拠のコンビニ業界で、異彩を放つ存在といえばミニストップ。その象徴ともいえるのがソフトクリーム、パフェ、ハロハロといった味もインパクトも抜きんでたカウンタースイーツですが、2017年も勢いにのって新商品が続々と登場しているのをご存知でしょうか? 今回は試食会で特に衝撃的だったスイーツを厳選して紹介したいと思います。
最速で100万個売れた傑作の次は統計から導き出した人気果物
最近ミニストップでメガブレイクした商品が、「プレミアム安納芋ソフト」です。これは同社が2016年に販売したコールドスイーツのなかでは、最速で100万個を突破した逸品。計算すると1秒間に1個のハイスピードかつ、10日間で100万食売れた快作でした。
安納芋のシーズンオフなどの関係で惜しまれつつ終売となりますが、その後続商品も期待を裏切らないウマサでした。それが「チョコバナナソフト」。これは1999年以来となるバナナソフトとなり、同社が付加価値と楽しさを盛り込むために満を持してリニューアルさせた傑作です。
「なぜバナナを?」と思う人もいるかもしれませんが、むしろ「いまこそバナナ」! その理由は、バナナは最も食べられているフルーツだからです。想像を超えるおいしさのヒミツは、バニラに負けない芳醇な香りと甘さのコスタリカ産完熟バナナ果汁を贅沢に使用しているからだそう。
大きな特徴となっているのが、チョコソースのトッピング。このソースはソフトクリームの温度に反応して固まるため、パリッとした食感が楽しめます。なめらかな舌触りのソフトクリームと異なる食感のチョコソースは、クセになること間違いなし。
プリン×中華まんという類をない力作!
「試行錯誤を重ねてついに発売!」という商品はほかにもありました。それが「まるごとプリンまん」です。その名の通り、生地のなかにまるごとプリンを入れたという前代未聞の中華まんですが、これは同社の名作パフェ「なめらかプリンパフェ」をヒントに、約1年半の年月かけて開発したという力作です。
同商品は、ミニサイズのため108円というお手ごろ価格を実現。おいしいとつい食べ過ぎてしまうという女性や、甘いものはそこまでガッツリ要らないという男性にもぴったりです。そして肝心の味ですが、ウマいのはもちろん非常によくできていると大きな感動を覚えました。
温かい中華まんなので、なかのプリンが液体状になっているのかと思いきやそんなことはなく、存在感はしっかり。カラメルソースが効いたほんのりビターな味で絶品です。そして、生地もれっきとした中華まんになっていて、見た目はカステラっぽい色みですが、実際はふんわりではなく弾力を持った食感です。
今冬は黄色いスイーツが一大ブームに!?
最後に紹介するのは、節分にあると大ウケ必至のスイーツです。それが「節分ベルギーチョコロール」。鬼のパンツをイメージしたトラ柄のオムレット生地がインパクト抜群の、変わり種ロールケーキです。
見た目こそトガっているものの、味は極めて本格派。生チョコレートとホイップに配合したチョコレートガナッシュにはベルギー産チョコレートが使用されていて、深みのあるおいしさになっています。鬼退治をする感覚で、おいしく食べてしまいましょう!
なぜか色味の黄色い商品ばかりの紹介となりましたが、ミニストップは黄色地に青のロゴというのがトレードマーク。街や運転中などに黄色い看板を見かけたら、ぜひ立ち寄って黄色いオススメスイーツをご賞味いただきたい!