EENOUR(イーノウ)は、アプリ操作に対応した新型ポータブル電源「P1000PLUS」および「P1500PLUS」を、同社オンラインショップで4月8日から販売しています。従来モデルのコンパクトさはそのままに、スマートフォンアプリからの遠隔操作や充電制御が可能になり、利便性が向上しました。
記事のポイント
「P1000PLUS」「P1500PLUS」の最大の進化点は、スマホアプリ連携で遠隔監視やAC入力電力の調整が可能になったこと。従来モデル比で約10%の小型・軽量化を実現していることもあり、ポータブル性もアップ! キャンプや車中泊といったレジャーシーンはもちろん、災害への備えとしても注目したいモデルです。
「P1000PLUS」「P1500PLUS」の最大の進化点は、BluetoothおよびWi-Fiモジュールを新たに搭載し、専用スマートフォンアプリ「EENOUR」との連携に対応したことです。これにより、手元でポータブル電源のバッテリー残量や充放電状況などを確認できるほか、AC/DC出力のオン/オフといった操作が遠隔で行えるようになりました。
例えば、自宅に設置しているポータブル電源を外出先からチェックし、万が一の停電に備えて満充電の状態を維持したり、機器が正常に動作しているかを確認したりできます。災害への備えとしてポータブル電源を導入する家庭にとって、安心感を高める機能と言えるでしょう。
さらに注目したいのが、アプリからAC入力電力を3%から100%の範囲で細かく調整できる機能です。ポータブル電源の急速充電は便利な反面、充電時の発熱がバッテリーの劣化を早める一因となる可能性があります。「普段は充電速度を抑え、急いで充電したい時だけ急速充電を利用する」といった使い分けをすることで、バッテリーの寿命をより長く保つことが期待できます。
持ち運びやすさと使い勝手も向上
同容量帯の従来モデルと比較して、サイズ・重量ともに約10%ダウンを実現しているとのこと。発表資料によれば、同クラス製品の中でも業界トップクラスの小型・軽量設計とのこと。キャンプサイトへの持ち運びや、自宅での収納時にも扱いやすいのは嬉しいポイントです。
出力ポートは、ACコンセント、USB Type-C、USB Type-A、DC出力、シガーソケットを合わせて計11ポートを搭載。スマートフォンやノートパソコン、小型家電など、様々なデバイスへ同時に給電できます。また、出力ポートを本体前面に、入力ポートを側面に配置するレイアウトに変更され、ケーブル類の取り回しがよりスムーズになりました。
UPS機能や長寿命バッテリーで安心感もプラス
停電時に役立つUPS(無停電電源)機能も搭載しています。家庭用コンセントと電気製品の間に本機を接続しておけば、停電を検知するとわずか10ms(ミリ秒)以内にバッテリーからの給電に自動で切り替わります。これにより、デスクトップパソコンのデータ消失や、Wi-Fiルーターなど通信機器の停止といったトラブルを防ぐことができます。
内蔵バッテリーには、安全で長持ちするリン酸鉄リチウムイオン電池を採用。充放電サイクルは3500回以上(80%以上を維持)、6500回以上(50%以上を維持)という高い耐久性を誇り、長期間にわたって安心して使用できます。
EENOUR
ポータブル電源「P1000PLUS」
価格:8万9980円(税込)ポータブル電源「P1500PLUS」
価格:10万9980円(税込)