飲み会が始まる合図になる「乾杯~!」の言葉を聞くと、スマホがくるっとひっくり返る。そんなスマホケースが生まれました。作ったのは、オランダのビール醸造会社「ハイネケン」です。

このスマホケースの名前は「フリッパー(flipper)」。英語で「弾く」や「宙返り」の意味を持つ「フリップ(flip)」を由来とするネーミングになったのは、「チアーズ(乾杯の意味)」の言葉に反応して、ケースの背面に付いているフックが作動して、スマホを裏返しにするからです。
ハイネケンの目的は、このスマホケースを通して「ビールを片手に仲間と語る時間は、スマホを脇に置いて楽しもう」というメッセージを伝えること。食事中でも、飲みの場でも、いつもスマホの画面が気になってしまう方はきっと多いはず。友だちと食事に出かけても、お互いにスマホの画面を見ている……なんて光景は、珍しいことではないかもしれません。
そこで、ハイネケンはこんなスマホケースを提案。ケースにはAIが搭載されていて、さまざまな「乾杯」の言葉に反応するように学習されているのだとか。ハイネケンのSNSの投稿では「a little invention that makes a big difference(大きな違いをもたらす小さな発明)」の文章が添えられています。きっと、現代のAI技術を活用した、こんなおちゃめなケースが生まれたのでしょうね。
ただ、このフリッパーはハイネケンのウェブサイトで販売されているわけではなく、あくまでも同ブランドのキャンペーンのために作られたもののよう。フリッパーのページには「SNSを止めて、もっと社交的になろう」と書かれ、SNSでは「#socialoffsocials」のハッシュタグが付けられています。
そんなフリッパーですが、アイスブレイクのネタとしてもいいかもしれませんね。
【主な参考記事】
HYPEBEAST. Unboxing: Heineken®’s Amusing New Phone Case Quite Literally Flips Your Phone Over When You’re Out Socializing. April 7 2025
Heineken. The Flipper.
※この記事は本サイト(GetNavi web)でご覧になるとアフィリエイト広告が掲載されています。リンクから商品を購⼊すると、売上の⼀部が販売プラットフォームからGetNavi webに還元されることがあります。 ※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。