カフェインを抑えたくてノンカフェインドリンクを色々と試してみていますが、選択肢がマンネリ化。ハーブティーや白湯を飲んでいましたが、そろそろ新しい選択肢が欲しいところ……。何かいい方法がないかと思っていたときに、友人から勧められたあるコーヒー器具を使って作るノンカフェインドリンクがとてもおいしかったんです!
「クレマ」が作れるエスプレッソメーカー
BIALETTI「マキネッタ ブリッカ 4カップ」
9090円(税込)
筆者が購入したのはイタリアで100年以上コーヒー器具を作っている名門・ビアレッティの直火式エスプレッソメーカー。数ある直火式のエスプレッソメーカーの中でも、ブリッカシリーズはコーヒーを高圧抽出した時にしかできない「クレマ」が作りやすく本格的なエスプレッソを飲むことができるのが最大の特徴です。
思い切ってブリッカを導入してみたところ、想像以上におうちドリンクのクオリティがアップしたんです。一杯でもしっかり「コーヒーを飲んだ感」が得られるようになって、結果的にだらだら何度もコーヒーを淹れてしまうことが減りました。また、エスプレッソはやはり出来立てが一番美味しい飲み物。できて0秒で飲めるのは、やっぱりおうちならではのメリットです。
「大麦コーヒーのエスプレッソ」がおいしい!
エスプレッソメーカーによる恩恵はそれだけではありません。なんとノンカフェインドリンクの幅も広げてくれたんです! もともとコーヒーの代用品として「オルヅォ」をしばしば飲んでいました。オルヅォとは、イタリア発祥の、大麦が原料のコーヒー代替飲料。
カフェインレスコーヒーよりも味が好みでよく飲んでいたのですが、ある日「エスプレッソにしても美味しくいただけます」の表記を発見……! 試してみたところ、とても美味しくて「ノンカフェイン・カフェドリンク」としてかなりアリだったんです。
淹れ方は簡単。エスプレッソメーカーのコーヒーを入れる際の指示と同じように、フィルターバスケットにオルヅォを詰めます。
水を入れたタンクの上にはめてしっかり閉まっていることを確認し、火にかけるだけ。
火にかけ待つこと数分。大麦エスプレッソがゆっくりと上がってきて、上部に溜まります。ブリッカシリーズはトップの空いた不思議な構造をしているので、出るところが見られてうれしいんです。
音が変わったらタンクの水が殻になった証拠。火を消してコップに注いだら完成です。
むしろ節約になった
飲んでみるとコーヒーのような苦味がありつつも、大麦っぽいさっぱりした口当たり。軽めなエスプレッソという仕上がりです。砂糖や牛乳とあわせて、大麦カフェラテにするのもおいしかったです。
コーヒーにも、ノンカフェインの大麦コーヒーにも使えるマキネッタ。購入には少々勇気のいる値段だったのですが、エスプレッソをカフェで飲むと思えば、1~2か月も使えば元が取れそう。おうちカフェのクオリティが上がったことで外でコーヒーを買う機会が減り、節約にもなりました。
エスプレッソメーカーを買って、おうちカフェのクオリティが上がるだけでなくノンカフェインドリンクの選択肢も増えて、お家でのカフェタイムがより豊かになりました!