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2025/4/23 18:00

2年後の「iPhone 18 Pro」、2nmチップ搭載でさらに価格上昇か

2026年の発売が期待される「iPhone 18 Pro/Pro Max」では、2nmプロセスで製造される「A20(仮称)」チップの搭載により、価格が上昇する可能性が指摘されています。

↑Front Page Techより。関税の影響も含め、今後のiPhoneの価格は気になるところです。

 

現行モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」には、「3nm」プロセスで製造された「A18 Pro」チップが搭載されています。また今年の「iPhone 17 Pro/Pro Max」では、「改良版3nm(N3P)」プロセスが導入されるようです。

 

WeiboアカウントのDigital Chat Stationによれば、A20は台湾TSMCの2nmプロセスを採用するとのこと。これにより、iPhone 18 Pro/Pro Maxでは大幅な性能向上と省電力化が見込まれます。一方で、その製造コストの増加が、消費者への価格転嫁につながる可能性があるというのです。

 

TSMCは2025年後半から2nmプロセスのチップを量産する予定で、アップルがその最初の供給先となる見込みです。現在、TSMCはこのために2つの新工場を建設中で、3つ目の向上の承認も進行中です。アップルが最初の顧客になるということは、それだけ高コストを負担するということにもつながります。

 

現在中国で生産されているiPhoneは、トランプ政権による高関税の対象となり、価格が上昇することが危惧されています。今後も、iPhoneの価格の変化を注視する必要がありそうです。

 

Source: Digital Chat Station / Weibo via MacRumors