新生活がはじまる季節。就職や転勤などで環境が変わるとともに、なにかと出費がかさむこの時期だからこそ、クレジットカードを見直したり、ポイ活をはじめたり、いま一度キャッシュレスをチェックしておトクをつかみ取ろう!
便利でおトクを追求し、キャッシュレスの進化は続く
「キャッシュレス後進国」といわれ、諸外国に後れを取っていた日本のキャッシュレス普及率。政府は2025年に40%を目標に掲げてきたが、それはクリアできそうな見方が強まってきた。
今年1月にMMD研究所が行った調査「直近1か月で普段利用している支払い方法」(下表)では、現金に次いでクレジットカード、コード決済、電子マネー、デビットカードという結果に。複数回答を加味すれば、キャッシュレス併用派が半数以上いることは明白だ。
このように、我が国のキャッシュレス比率は確実に高まっており、今後ますます普及する。そんな時代に乗り遅れないよう、ここでキャッシュレスを見直そう!
[おもなキャッシュレス決済]
【クレジットカード】限度額が高く、高額決済も可能なキャッシュレスの雄
基本は後払いで、カード会社が定めた限度額以内であれば、現金が手元になくても決済可能。ポイントプログラムが充実しており、ポイント還元率が高く、付帯サービスや保障も手厚い。
【ココがPoint】自分が求める要素を十分に考慮して選ぼう
手軽に使いたいなら、維持費がかからない「年会費無料」カードがオススメ。上質なサービスや保障、ステイタスを求めるなら上級カードを。
【スマホ決済】ちょっとした買い物の支払い時、小銭感覚で気軽に使える
QRコードやバーコードをレジで提示したり、店のQRコードを読み取ったりして決済する。多くが「○○Pay」というサービス名で、導入が簡単なうえ、小銭感覚で使える利便性で人気に。
【ココがPoint】普段使いでポイントを貯めて必要に応じて支払いに充当
コンビニやスーパーなど、来店の機会の多い場所で日々ポイントが貯められる。貯めたポイントは支払いに充当できるので、ムダなく使える。
【電子マネー】タッチするだけで決済でき、ポイントもしっかり貯まる
カードやスマホをタッチするだけで素早く決済ができる。Suicaなど事前にチャージが必要なプリペイド型(前払い)と、iDなど、クレカと紐付けして使うポストペイ型(後払い)がある。
【ココがPoint】使う場所に合わせて賢く使い分けよう!
多くはICカードとアプリで利用可能。nanacoなど流通系、Suicaなど交通系、iDやQUICPayのクレジット系があり、上手に使い分けたい。
[ポイントの貯め方・使い方]