サムスンが手頃な価格の縦折りスマートフォンを開発中であり、これが「Galaxy Z Flip FE」として発売される可能性が高いことは、複数の情報源から伝えられてきました。FE(Fan Edition)とは、フラッグシップモデル並みの機能を備えつつ価格を抑えたシリーズを指し、すでに「Galaxy S24 FE」や「Galaxy Tab S10 FE」、「S10 FE+」などが登場しています。
しかし、サムスンがこのクラスの次世代製品を「Galaxy Z Flip Xe」と名付ける可能性が浮上しています。

この情報は、あるキャリアのeSIM互換性ページに「Galaxy Z Flip Xe」(モデル番号SM-F761)が登録されていたことに基づいています。「SM-F761」は、手頃な価格の縦折りスマートフォンの型番として、これまでも何度か報じられてきました。
「Galaxy Z Flip Xe」という名称が登場したのは、今回が初めてではありません。昨年末にも、モバイル通信業界団体GSMAが提供するIMEIデータベースに、「SM-F761」が同じ製品名で登録されていたことが確認されています。GSMAデータベースは、非常に信頼性が高い情報源として知られています。
もっとも、キャリアが「Galaxy Z Flip Xe」と記載したのは、単にGSMAデータベースにそのように記載されていたためである可能性もあります。また、仮に「Xe」という名称が正しかったとしても、その意味や名称変更の理由については、現時点では不明です。
サムスンは2025年後半から、折りたたみスマートフォンの新型モデルを続々と投入すると予想されています。発売スケジュールはおおむね、以下のようになる見込みです。
- Galaxy Z Fold 7(7月頃)
- Galaxy Z Flip 7(7月頃)
- Galaxy Z Flip Xe/FE(第4四半期)
- Galaxy G Fold(三つ折りモデル、第4四半期)
Galaxy Z Flip Xe/FEは、Galaxy Z Flip6とほぼ同じ筐体とディスプレイを採用しながら、やや古めのチップセットとカメラを搭載すると噂されています。最新スペックではないものの、高いコストパフォーマンスが期待できそうです。
Source:Sammobile