デジタル
2025/5/5 19:30

結局どの「ポータブル電源」を防災グッズとして持つべき? 数ある中でも「一芸アリ」の4台

災害時に付き物の停電。電気が使えないことでどれだけの不便を強いられるか、それは想像に難くない。ポータブル電源はそんな電気のない生活への不安を解消してくれる、現代社会においてのマストアイテムなのかもしれない。

 

また、ポータブル電源の電気は、夏場なら“冷やす”、冬場なら“暖める”に優先的に活用したい。その他の非常時の明かりや情報収集にはバッテリーで稼働するアイテムを活用するテもある。

 

いまや防災のマストアイテムとも言えるポータブル電源や、バッテリー稼働ギアを紹介する。

 

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“一芸アリ”のポータブル電源

AC電源に常時接続OK!フル充電に近い状態をキープする

ビクター
BN-RF510
実売価格:8万6900円

軽量コンパクト、ハンドル付きで持ち運びもしやすい。使用しないときでもコンセントに挿したままにしておけば満充電に近い状態をキープする常時接続に対応、停電時でも余裕を持った給電が可能。本体表示が日本語なのも地味に高ポイントだ。

SPEC ●容量:512Wh ●定格AC出力:600W ●充電サイクル:約4000回 ●AC充電時間:1.5時間 ●出力端子:8ポート ●サイズ/質量:W260×H190×D210mm/約6.7kg

 

↑大きめのフットラバーが設置時の振動を緩和。静音デュアルファン搭載で静かな環境でも安心して使うことができる。

 

独自の急速充電技術により、わずか58分で100%満充電!

アンカー・ジャパン
Anker Solix C1000 Portable Power Station
実売価格:11万9900円

アンカー独自の急速充電技術HyperFlashを採用することで満充電までの時間を約58分(※専用アプリで超急速充電モード設定時)までに短縮。定格出力1500Wながら独自技術SurgePad搭載で消費電力2000Wまでの家電に複数同時給電することもできる。豊富な出力ポートも心強い。

SPEC ●容量:1056Wh ●定格AC出力:1500W ●充電サイクル:3000回 ●AC充電時間:最短約58分(満充電) ●出力端子:11ポート ●サイズ/質量:約W376×H267×D205mm/約12.9kg

 

↑定格出力は家庭用コンセントと同じ1500W。さらに独自のSurgePadにより消費電力が2000Wまでの家電製品に複数同時給電が可能だ。

 

1500Wの定格出力を備えながら約10.8kgの軽量コンパクトボディ

Jackery Japan
Jackery ポータブル電源 1000 New
実売価格:13万9800円

従来モデルから50%パワーアップ、ほぼすべての家電製品に対応できる定格出力1500Wのハイパワーを軽量コンパクトボディに凝縮。トップクラスの変換効率最大25%を実現するソーラーパネルとのコンビネーションで停電時でも安心だ。

SPEC ●容量:1070Wh ●定格AC出力:1500W ●充電サイクル:500回(初期容量の80%を維持) ●AC充電時間:7.5時間(満充電) ●出力端子:7ポート ●サイズ/質量:約W332×H233×D243mm/約10.8kg

 

↑別売のソーラーパネルは背面からも発電する両面発電で高効率を実現。低照度な環境でも従来パネルに比べて発電量が約50%向上。

 

世界初となる固体電池を採用し、小型軽量化と高出力を実現

YOSHINO
ポータブル電源 B300 SST
実売価格:5万4900円

固体電池を使用することで小型軽量化、高エネルギー密度、充電スピードとバッテリー寿命の向上を実現。発火の恐れが限りなく低い難燃性の固体電池で安全性も高い。ハンドル付きで家庭内での移動も簡単便利。

SPEC ●容量:241Wh ●定格AC出力:300W ●充電サイクル:4000回(初期容量の80%を維持)●AC充電時間:2時間(80%) ●出力端子:8ポート ●サイズ/質量:約W255×H242×D156mm/約4.5kg

 

↑世界で唯一の固体電池ポータブル電源メーカー“YOSHINO”。容量が異なるラインナップを用意しており、使用シーンに合わせて選べる。

 

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