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2025/5/15 15:30

「エアロプレス」を使った、おいしいアイスコーヒーの作り方を教えます

初夏の日差しを感じるこの時期になると、アイスコーヒーが飲みたくなるもの。毎年、その年に自分のお店で並べるコーヒー豆の種類に合わせて、レシピの微調整を行っています。昨年はJames Hoffmann氏が考案したレシピをベースにしていたのですが、抽出までに時間がかかってしまうのが気になっていました。そこで今年はこのベースを活かしつつ、より手早く作れるレシピを考えてみました。

 

選んだのはエアロプレスでした

AeroPress 「エアロプレス オリジナル コーヒーメーカー」
9900円(税込)

レシピのベースとなる抽出器具は、空気圧を利用してコーヒーを抽出する「エアロプレス」。昨年使っていた「クレバーコーヒードリッパー」同様、浸漬式と呼ばれるコーヒー粉をお湯に浸けて抽出するタイプのもので、なおかつ抽出時間がグッと短く済むのがポイントです。

 

エアロプレスで抽出するアイスコーヒーレシピ

【用意するもの】
・コーヒー豆(細挽き) 15g
※深煎りの場合は中挽き
・お湯 150ml
・氷 100g
・食塩水(塩1:水4) 数滴

 

コーヒー豆の挽き方は、浅煎りから中煎りくらいであれば細挽き。深煎りの場合は中挽き(グラニュー糖くらい)くらいにするのがおすすめ。自宅にグラインダーがある場合、普段のハンドドリップで使うよりも1〜2目盛り分細かくして、短時間でしっかりと成分を抽出するようなイメージです。

 

お湯の温度は90℃前後。沸騰させたお湯をドリップポットに移して、30秒くらい待つとちょうどいい温度になります.

ペーパーは事前にリンス(お湯通し)しています。

 

コーヒー粉をセットしたら150mlのお湯を一気に注いで、エアロプレスに付属しているパドルで前後に5回攪拌します。

 

プランジャー(押し込むときに使うもの)でフタをして、お湯を注いでから1分経つまで待機

 

再度パドルで前後に5回攪拌したら、プシューッと音が鳴るまでゆっくりとプランジャーを押し込んで抽出します。

 

出来上がったコーヒーは大体130gほど。ここに100gの氷を入れて急冷していきます。ポイントは氷を全部溶かさないこと。

 

氷を全部溶かすと味が薄くなってしまうので、あくまでもたっぷりの氷で一気に冷やすために100gの氷を入れています。半分ほど氷が溶けてサーバー越しにコーヒーが冷えたのを確認できたら、別のサーバーにコーヒーを移します。これで大体200gのアイスコーヒーが出来上がりました。

 

最後に食塩水を数滴加えて、しっかりと撹拌。コーヒーがしょっぱくならないかな……と心配になるところですが、数滴程度なら大丈夫。苦味を抑えてよりフレーバーを引き立ててくれるので、安心して入れてみてください。

 

別に用意していた、たっぷりの氷が入ったグラスに注げば、華やかで甘味もジュワッと広がるアイスコーヒーの完成です

 

おかわり必須のアイスコーヒーをぜひ

ちょっと手間がかかるようにも思えますが、実際に作ってみると大体2分程度で完成するので、かなりスピーディーなレシピ。それでいて感動するほどおいしくて、毎日ササっと作ってはおかわりしています。

 

お店では、ケニアやルワンダ産の柑橘系フレーバー+しっとりとした甘さが特徴の浅煎り豆で提供していますが、もちろん他の豆でもおいしく淹れられますよ。今年の夏はぜひ、このレシピでとびきりおいしいアイスコーヒーを楽しんでみてくださいね。

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