電子帳簿保存法の改正や家庭内でのペーパーレス化の流れを受け、レシートや書類の管理方法を見直す動きが広がっています。そんな中キングジムが、家庭での書類整理を効率化する新シリーズ「家庭用ファイルシリーズ」を発表しました。整理収納とインテリアのプロ集団「おうちデトックス」が監修したという2アイテム、「レシート/領収書スキャンホルダー」と「サクッと整理!ドキュメントファイル」が6月6日に発売されます。
記事のポイント
デジタル化が進む現代においても、紙の書類をゼロにすることは難しいのが現実。そんな家庭内の書類管理を効率化し、日々の整理整頓をサポートしてくれる頼もしい味方となりそうです。レシート管理や書類整理に悩んでいる人は、ぜひチェックしてみては。
スマホでのレシート撮影と一時保管が1冊で完結!
家計簿アプリなどへの入力のためにレシートをスマートフォンで撮影する機会が増えました。シワになったレシートや光の反射でうまく撮れない、なんて悩みを解消してくれるのが「レシート/領収書スキャンホルダー」です。
このホルダーの左ページには、光の反射を抑える特殊なシートが採用されています。レシートを挟むだけで、シワを伸ばしつつ、影や反射を気にせずスマートフォンでクリアに撮影できます。シートは上下が開いているため、長いレシートもシートからはみ出した部分をずらしながら続けて撮影できます。
右ページには、サイズ違いのポケットが複数用意されています。撮影前のレシートや領収書はもちろん、DMなどの封筒、A4サイズの書類(三つ折り)、名刺などを一時的に保管するのに便利です。データ化が必要な書類をまとめて管理し、スムーズに撮影作業へ移れるように工夫されています。
これ1冊で、煩雑になりがちなレシート類の撮影準備から一時保管までをスマートにこなせるのが大きな利点です。
キングジム
レシート/領収書スキャンホルダー
価格:550円(税込)
カラー:白、黒、ベージュ
書類の”探しにくさ”と”出し入れしにくさ”を解消
「サクッと整理!ドキュメントファイル」は、取扱説明書や学校からのプリント、保険関係の書類など、家庭内に溜まりがちな書類の整理に役立ちます。従来のドキュメントファイルで感じがちだった「書類が探しにくい」「出し入れしにくい」といった不満点を解消する工夫が凝らされています。こちらはフタ付きとオープンタイプの2種類が用意されています。
両タイプに共通する大きな特徴は、アコーディオン式のマチが「ガバッ」と大きく広がり、置いた状態で自立することです。ファイルを押さえておかなくても両手で目的の書類を探すことができ、出し入れもスムーズ。書類の量に合わせてファイルの厚みを調整できるのも便利です。
さらに、ポケットの仕切りが2色交互になっている点や、タイトルを大きく書き込める幅広のインデックスも検索性向上に貢献しています。どこに何が入っているか、一目でわかりやすくなっています。付属のインデックスラベルは貼り直し可能で、2セット付いているため、収納内容が変わっても安心です。
フタ付タイプは、書類を探す際にフタが邪魔にならないよう、フラットに折り返して固定できる機構を採用。また、ゴムバンドで留める位置を変えることで、収納量に合わせて3段階に幅を調整可能。フタを閉じればホコリを防ぎ、棚などに縦に置いて収納できます。
一方、オープンタイプはフタがないため、より手軽に書類を出し入れできます。頻繁に参照する書類の保管や、家族共有の書類置き場としても活躍しそうです。
キングジム
サクッと整理!ドキュメントファイル
価格:フタ付タイプ 1980円(税込)、オープンタイプ 1595円(税込)
カラー:白、黒、ベージュ
家庭に馴染むデザインと、プロの視点を反映した使いやすさ
今回登場した「家庭用ファイルシリーズ」は、いずれも白、黒、ベージュというベーシックな3色展開。インテリアに馴染みやすいシンプルでスッキリとしたデザインが採用されています。
また、整理収納アドバイザーやインテリアコーディネーターが所属する「おうちデトックス」が監修に関わっている点も見逃せません。個人宅の整理収納サービスで培われたノウハウが、アクション数を減らして整理を楽にするための細かな仕様(スキャンホルダーのシート形状、ドキュメントファイルの自立性やフタの折り返しなど)に活かされています。