仕事や勉強、家事など作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」のNo. 1を、読者や文房具ファン、一般ユーザーによる厳正なる投票で決定する「文房具総選挙」。13回目となる今回は、全7部門・74商品の文房具がノミネートされました。各部門のNo. 1は? ここではトレンド部門「SDGs文房具」部門の結果をお伝えします。
【入賞商品をまずは写真でチェック!】
【「SDGs文房具」部門】
1位は、大量廃棄による土壌汚染が指摘されている貝殻を有効活用しながら、高い消字性能を備えた消しゴム。やさしい色合いも含め、評価された。今年は、上位5商品ともゴミの削減に貢献するアイテムだ。
【第1位】
環境にやさしいのに消字力はそのまま! 貝殻色の消しゴム
トンボ鉛筆
消しゴム モノナチュラル
99円(S)、165円
消しゴム1個にホタテの貝殻などのバイオマス(生物由来の資源)原料を10%以上配合し、「モノ消しゴム」シリーズ初のバイオマスマークを取得。スリーブにも再生紙が使われている。また、フタル酸系可塑剤は不使用。
投票者’s Voice
学用品として毎日使うもので、環境に配慮できるのがいい!
ココがはかどる!
配合成分は異なっても「モノ消しゴム」と同じ、消字率95%以上を達成。さらさらとした消し感で、消しかすの量は控えめだ。生地は生成色で、ホタテの貝殻などに由来する。
【第2位】
紙でも電子でもない 手書きメモの新たな選択肢
プラス
Kaiteメモ
1320円(90×90)、1980円( A4×1/3)
電池や消耗品を使わずに、繰り返し書き消しできる「Kaite」のリニューアルモデル。コントラストが上がりよりくっきり書け、消字性能もアップ。濡れてもにじんだり消えたりせず、水周りなどでも活躍。
【第3位】
木をいっさい使っていない すべてが芯の鉛筆
サンスター文具
軸まで全てが芯のえんぴつ 「全芯」
330円
一般的な鉛筆で木が使われている部分も含め、すべてが芯。文字を書くのはもちろん、芯先を斜めに寝かせて黒く塗ることもできる。芯の濃さはHB、B、2Bの3種で、転がり防止用のキャップが付属する。
【第4位】
マステの老舗がコーヒーフィルターをアップサイクル
カモ井加工紙
mt upcycle tape
418円(2巻パック 15㎜×7m)
テープ資材の70%をコーヒーのペーパーフィルター製造時に出る廃材でまかなったマスキングテープ。同社が100年かけて培った粘着技術が生かされている。2巻入りで、色の組み合わせは6通り。
【第5位】
ものづくりの過程で出る端材を職人の手作業で 本体カバーに!
マックス
木のホッチキス/革のホッチキス
5500円(木のホッチキス)、 1万1000円(革のホッチキス)
カバンや家具制作の過程で出る端材を使い、職人の手作業で完成させたホッチキス。木のホッチキス(上)は、ヤマザクラ、クリ、クルミ、ブナを使用。革のホッチキス(下)は上質なトリヨンレザー(牛革)を使っている。
※価格は全て税込みで表示しています。
「文房具総選挙2025」結果発表まとめ
【機能別部門】
■ 書く 部門
■ 記録する 部門
■ 切る・貼る・綴じる 部門
■ 収納する 部門
■ 印をつける・分類する 部門【トレンド部門】
■ 大人の勉強がはかどるリスキリング文房具 部門
■ SDGs文房具 部門