Google Pixelの最新アップデートにより、バッテリーの消耗が激しくなったという報告が複数のユーザーから寄せられています。

Googleは5月7日に月例アップデートの配信を開始しました。このアップデートでは、マイクやBluetoothのペアリング不具合の修正、セキュリティの脆弱性対応など、軽微な変更が行われただけでした。
しかし、配信直後から多くのPixelユーザーがGoogleのサポートフォーラムや大手掲示板redditに次々と「バッテリーの持ちが悪くなった」と投稿。電池の持ちが急激に悪化していることや、端末が異常に熱を持つといった問題が報告されています。
この問題は2021年発売のPixel 6から最新のPixel 9世代まで、すべてのPixelデバイスに影響を及ぼしている模様。
アップデート直後のバッテリー問題は、単なる一時的な挙動や主観的な印象である可能性もありますが、今回に関しては報告件数が非常に多いため、軽視できない状況となっています。
Googleのアップデートによるバッテリー関連のトラブルは今回が初めてではありません。今年初めには、「Pixel 4aバッテリーパフォーマンスプログラム」において、充電速度が半減し、実質的にバッテリー容量が44%も削減されたという報告がありました。
バッテリーの持続時間や端末の発熱は、スマートフォンの日常的な使いやすさに直結する重要な要素です。今後、Googleがこの問題に対して何らかの対応を発表する可能性もあり、続報を注視したいところです。
Source: 9to5Google