ワールド
2025/5/24 11:00

ついに軽トラが家になりました。驚きのタイニーハウスが完成

もしかすると世界で一番小さなタイニーハウスかもしれません。軽トラックの荷台に乗る大きさなのに、ベッドもトイレもシャワーも付いたマイクロサイズの家が誕生しました。

↑軽トラとタイニーハウスって最高の組み合わせかも(画像提供/Levi Kelly Tours/YouTube)。

 

車種によって異なりますが、軽トラの荷台の一般的なサイズは幅1.4m×長さ2mほどで、タタミ1畳より一回り大きいほど。そんな大きさに居住空間を凝縮してしまったのが、このタイニーハウスです。

 

米国人YouTuberのリーバイ・ケリーさんが作りました。1998年製のホンダ・アクティ・ピックアップトラックの荷台に、木製のフレームと断熱材と外壁パネルで作ったそう。

 

驚くのが、1.95平方メートルの空間にベッドもトイレもシャワーもあること。ベッドは1人が横になれる広さが確保され、ベッドに腰かけると、身長178cmのケリーさんの頭は天井すれすれ。でも、就寝時間以外はベッドのヘッド上部にカウンターを取り付けて、キッチンカウンターとしてホットプレートなどを置いてお湯をわかしたり簡単な調理をしたりできるように、空間を上手に活用しています。

 

気になるトイレは、ベッドの足下上部の収納棚にしまったポータブルトイレを取り出して使います。ポータブルトイレに腰かけると天井に頭がぶつかってしまうのですが、そこは計算済み。ドーム型の窓が取り付けられているので、「外の景色をのぞきながらトイレができる!」と、ケリーさん自身も思わず笑ってしまう設計が取り入れられています。屋外でできる場所なら、ポータブルトイレを車外に置いて、外で用を済ませてももちろんOKです。

 

シャワーは、キッチンエリアに設けられたシンクの蛇口に、シャワーヘッドを取り付けて、クルマの外で流します。寒い季節にはつらいですが、夏ならこれで十分かもしれません。

 

屋上部分にはソーラーパネルが設置され、電力を蓄えるバッテリーも搭載されているため、電気がないエリアでの使用も可能。米国のトラック積載制限内の重量に抑えているため、タイニーハウスを乗せたまま走ることもできます。

 

短期間の滞在なら快適に過ごせそうな“自分の城”。旅をしながらひっそりと暮らしたい人に、もってこいかもしれませんね。

 

【主な参考記事】

Yanko Design. World’s Smallest Mobile Tiny House Is An Ultra-Compact Micro-Camper That Packs A Bed, Shower & Toilet. May 18 2025

 

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