ワールド
2025/6/3 11:00

アルデンテなんて楽勝!? 調理ロボット「AI Dente」が米で出動準備中

電子レンジの登場で、私たちの調理方法や生活習慣は大きく変わりました。それと同じように、今後キッチンやライフスタイルを変えていくかもしれないのが、AIクッキングロボットの存在です。

↑「Al Dente」(左)のパスタのお味は?(画像提供/Next Robot)

 

米カリフォルニアを拠点にロボット開発を行う企業、ネクスト・ロボットが、シカゴで開催された全米レストラン協会主催のショーで披露したのが、業務用の最新調理ロボットの「Al Dente」。

 

英語でアルデンテを意味する「al dente」と「AI」をかけてネーミングされたと考えられるこの調理ロボットは、人の助けを一切必要とせず、パスタを4〜5分で自動で作ってくれます。

 

パスタの茹で具合も、茹で時間や鍋の温度だけでなく、視覚的な情報もヒントにしながら完ぺきに料理するのだとか。イタリア料理で定番のスパゲッティ・ポモドーロからリゾット料理まで対応可能なのだそうです。

 

このAIクッキングロボットは2025年後半から発売が予定されており、カフェやカジュアルレストラン、店舗は存在せずデリバリーのみで対応するゴーストキッチンレストランなどでの利用が見込まれています。

 

ネクスト・ロボットは、1時間に900人分もの料理を高速で作れるロボットを開発。レストラン、ケータリング施設、高齢者施設など、すでに100以上の場所で活用されています。キッチンの設備費や人件費を考えれば、いつも同じ味を作れるAIクッキングロボットは、レストラン経営者にとってかなり心強い存在になりそうです。

 

【主な参考記事】

PR Newswire. Following ational restaurant association show debut, next robot unveils ‘al dente’ ai powered pasta and risotto robot cooking to perfection. May 4 2025

 

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