Nothingは、同社のスマートフォンの代名詞といえる「Glyph Interface」(デバイス背面にあるLEDライト)を廃止すると明言しました。おりしも、次期「Nothing Phone (3)」の正式発表に先立つタイミングでのことです。

同社の公式Xアカウントは「We killed the Glyph Interface(Glyph Interfaceは廃止しました)」と述べ、初代モデルPhone (1)の背面ライトが点滅し、やがて消えていく動画と一緒に投稿しています。
今回の発表により、Nothing Phone (3)は初めてこのインターフェースを搭載しないモデルとなる見通しです。
これまでGlyph Interfaceは、Nothing Phoneシリーズの象徴的な機能であり、通知や着信、充電状況などを光のパターンで知らせるものでした。同社は廃止の理由を説明していませんが、次期Nothing Phone (3)は「真のフラッグシップスマホ」に位置づけられており、上位機種を目指す見通しです。それに伴い製造コストも上がるなか、独自のLEDシステムを残し続けると、価格面で不利になるためかもしれません。
また、この仕組みは背面を上にしておいた場合だけ視認できるため、画面を上にして置くユーザーが多いなかでは、あまり役に立っていなかった感もあります。
もっとも、Nothing公式のティザー(予告動画)からは、LEDに代えてドットマトリクスディスプレイを搭載する可能性が指摘されています。これはドットで文字や記号、簡単な画像を表示することができ、より多彩な通知が可能となるものです。ただし、現時点では憶測の域を出ていません。
Phone (3). It's a magic number.
Coming July 2025. pic.twitter.com/WEQ7Vcf72H
— Nothing (@nothing) May 20, 2025
Source: Nothing(X)
via: 9to5Google