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Apple
2025/6/9 6:30

「iPhone 16e」と「iPhone SE」の売り上げ比較! 意外な結果が判明

2025年にアップルから発売された「iPhone 16e」はヨーロッパで最も売れているスマートフォンではあるものの、以前の「iPhone SE」シリーズには及ばないことが海外の調査で明らかになりました。

↑もうちょっと価格を下げてくれたら…(画像提供/アップル)。

 

Counterpoint Researchのレポートによれば、iPhone 16eは2025年3月にヨーロッパで9位の売り上げを記録し、アップルのiPhone全体の売り上げの8%、スマホ市場全体の2%のシェアを獲得したとのこと。西ヨーロッパ市場に限れば、そのランキングは7位でした。

 

しかし、以前の「iPhone SE(第3世代)」は、2022年の発売初月に欧州全体で6位、アップルのiPhone売り上げの12%を占めていた一方、その前の「iPhone SE(第2世代)」は2020年の発売初月で3位、同社の売り上げに占める割り合いは19%でした。それらと比較すると、iPhone 16eの売れ行きは見劣りします。

 

iPhone 16eの売り上げが振るわなかった理由として、価格があげられます。iPhone 16eの価格は699ユーロ(約11万4000円※)〜ですが、iPhone SE(第3世代)は519ユーロ(約8万5000円)、iPhone SE(第2世代)は479ユーロ(約7万8000円)からでした。

※1ユーロ=約163円で換算(2025年6月5日現在)

 

ヨーロッパを含めて中低価格帯のスマホ市場では、ますます価格重視の傾向が強まっています。もっとお手ごろなiPhoneに登場してほしいですね。

 

Source: Counterpoint Research via MacRumors