ワールド
2025/6/20 11:00

天気予報に新たな美を! 気象ディスプレイ「スカイミル」がクラファンに挑戦中

デジタルの時代だからこそ、アナログのよさが光るときがあるもの。太陽や雲、そよ風などの動きを検知して、そのときの天気を表示してくれる、スウェーデン発のお天気ディスプレイを紹介しましょう。

↑天気予報がオブジェになった(画像提供/Skymill/Kickstarter)。

 

スウェーデンのデザインブランドがいまクラウドファンディングで資金を募っているのが、「スカイミル」と名付けられたディスプレイ。気温や湿度のほか、二酸化炭素、粉塵などの空気中の状態をモニターして、そのときの気候の情報が時計の針のように下から上がってきて表示してくれる仕組みです。

 

表示されるアイコンは、曇り、風、雷、雨など9種類。それらを組み合わせて、35種類以上の天気の状態を表すことができるようです。また、PM2.5などの有害物質の空気中濃度が一定の推奨レベルを10分以上超えると、カナリアのアイコンが表示されるそう。さらに、太陽が昇るとこのディスプレイの太陽のアイコンが昇り、周囲の自然のリズムとあわせて表示されます。

 

現在の気候のほか、ダイヤルを回せば、3時間後、6時間後、9時間後、翌朝の気候も表示されます。Wi-Fi搭載で、最新の気象データも自動的に取り込み、夜はやわらかなライトで周囲を照らすランタン代わりにもなります。

 

人は生活の大半を屋内で過ごし、その部屋の中の環境によって、体調も大きく左右されます。私たちが呼吸するのと同じように、その空間の空気の質やそよ風などを静かにモニタリングして表示してくれる、こんなお天気ディスプレイは、お天気アプリとは違った形で私たちの生活をサポートしてくれそうです。

 

【主な参考記事】

TrendHunter. The ‘SkyMill’ Kinetic Sculpture Shows Off an Artistic Design. June 10 2025

Kickstarter. Skymill-Weather in Motion.

 

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