サムスンは2027年のフラッグシップモデル「Galaxy S27 Ultra」で内蔵Sペンを廃止する予定だと著名リーカーが主張しています。

これまでGalaxy Sシリーズの最上位「Ultra」モデルは本体にSペンを内蔵することが大きな特徴の一つでした。Sペンは手書きメモや細かい操作、クリエイティブな作業に役立つツールとして活用されてきました。
しかし、中国のリーカー刹那数码(Instant Digital)氏は、中国のSNS「Weibo」にて、サムスンが今後Sペン用の収納スロットを廃止する方針だと述べています。つまり、これまでのように本体からSペンを取り出して使うことができなくなる可能性が浮上したのです。
同氏はその理由を明言していませんが、二つの可能性が考えられます。
一つ目は、より薄型のデザインやバッテリー容量の拡大を実現するために、Sペン収納スペースを削減するという可能性。もう一つは、Sペンの利用率が想定より低いため、設計やコスト面を簡素化するための判断かもしれません。実際、韓国や中国限定で販売された「Galaxy Z Fold Special Edition」はSペン非対応となっていました。
さらに、別の著名リーカー・PandaFlash氏も、サムスンが「対応機種が不明な」Sペンの生産を中止したと報告しています。また、現行のGalaxy S25 UltraでもSペンは使用可能ですが、これまで利用できたBluetooth機能が省かれており、段階的な廃止が進んでいる印象です。
一部のユーザーから熱烈に支持されてきたSペンですが、それよりむしろバッテリー容量の拡大や本体の薄型化を優先するユーザーのほうが多いとサムスンが判断したのかもしれません。
Source: Weibo
via: Gizmochina