AV
テレビ
2025/6/30 19:30

Amazonプライムデーの注目は大型液晶テレビ!TCLの最新MiniLED 4Kテレビ2モデルは買い? 実機で徹底チェック

Sponsored by 株式会社TCL JAPAN ELECTRONICS

 

毎年恒例のビッグセール、Amazonプライムデーでは数々の目玉商品が登場します。

 

なかでも要注目なのが、最先端大型液晶テレビ。近年は4Kなどの高解像度テレビがますます普及するとともに、国内でも50インチを超える大型テレビの需要が増えています。今回は世界のテレビ市場をけん引するグローバルブランド、TCLの55~98インチの大型液晶テレビが、MiniLED搭載ながら最大20%オフで買えるチャンス。かなりお買い得と言えるでしょう。

 

そこで、本セールで特にオススメの2製品、ハイエンドモデル「Q7C」と、コストパフォーマンスに優れた「Q6C」の実力を詳しくチェックしていきます。

↑TCL「Q7C」。55インチから98インチまで複数の画面サイズをラインナップしていますが、今回のレビューは65インチモデルで実施しました。

 

 

 

トレンドの量子ドットMiniLEDで「色鮮やか・高コントラスト」

まずは、2製品のチェックポイントを整理しておきましょう。注目すべきは、テレビ選びで最も重視される「画質」面のレベルの高さ。

↑本体側面には「Premium QD-Mini LED」のプリントが。

 

Q7CQ6Cは、どちらもTCLが得意とする「量子ドットMini LED」を採用しており、高コントラストかつ鮮やかな色彩表現を両立しているのが2製品に共通の特徴です。さらに、TCLの最新技術である「全領域ハロー制御テクノロジー」による精密な光の制御で、明るい部分の光が暗部に滲んでしまうハロー現象(光漏れ)を抑制し、限りなく自然なコントラストを実現しています。

↑バックライトの光源には極小サイズのMini LEDを採用。より細かく光を制御できます。

 

↑色の再現性に優れるのが量子ドット。高い変換効率により、画面に高純度の色を映し出します。

 

映像エンジンには高性能AIがシーンごとに色彩やコントラストを最適化する「AiPQ Pro プロセッサー」を搭載しており、テレビ放送だけでなく、ストリーミング映像も高画質化してくれるのも嬉しいところです。

 

 

2モデルはどう違う? どこが凄い? 実際の視聴でチェック

 

・【画質】黒表現の見事さがコントラストと色彩を引き立たせる。ただし2モデルは階調や輝度に違いあり

さっそく実機で確認してみましょう。Q7CQ6Cの通常価格を最も小さい55インチモデルで比較すると、おおむね3万円前後と小さくない価格差があることが分かります。どのような点が異なっているのでしょうか?

 

画質面に関して言えば、両モデルで大きく違ってくるのは光の制御に使われる「プレサイスローカルディミング」の分割エリア数です。Q7Cは最大2048ゾーンなのに対し、下位モデルのQ6Cは最大500超ゾーン。これが明暗表現の差となって表れます。また、Q7Cの最大3000nits(75、85、98インチのみ。55、65インチは2600nits)という輝度の高さも、コントラストを際立たせる要因になっています。

↑実際にコンテンツを視聴してみます。

 

実際にQ7Cを視聴すると、発色の良いハツラツとした映像で、画面の隅々まで滲みのない明暗表現を実現していることがわかります。暗闇の中でも黒をしっかりと表現し、深い青をたたえた波打つ海などのディテールを潰さず描き切る再現性の高さからは、本機の実力がひしひしと感じられます。

 

さらに、陰影表現が見事であればあるだけ、光の存在感も増します。『バック・トゥー・ザ・フューチャー』でデロリアンが走り抜けた際の火の轍や、『ハリー・ポッター』で魔法がぶつかり合う様など、生き生きとした光の表現が臨場感を大きく向上させています。

↑細部のディティールまでしっかり描き出す解像感のよさには目を見張るものがあります。

 

また、果物の表面に生えた産毛のような、微細な部分を事細かに再現する描写力も目を見張るものがあります。この優れた解像感によって、画面に映し出された映像がまるで現実の風景のように、生々しいリアリティを獲得しています。人物の肌感も、自然な色合いと解像度の高さで瑞々しく再現されています。

 

アニメ作品では、色彩の豊かさが大いに活かされ、美しいグラデーションが破綻なく描かれることで、没入感がとても高まります。画が作り込まれた映画作品だけでなく、近年のパキッとしたデジタルらしいテレビシリーズ作品も鮮やかに再現。オールジャンルに対応できる、性能の高さを体験することができました。

 

一方のQ6Cは、色彩の鮮やかさはQ7Cに負けず劣らず、4Kらしい解像感をしっかりと感じさせる高画質さを持っていることがわかります。

↑コストパフォーマンスに優れるモデル「Q6C」。こちらもチェックしてみます。

 

人物が着ている服の少し色褪せた質感や、ライブ映像での観客一人ひとりの表情といった細かなところまで、見て取ることができます。例えばNetflixで配信されているような4K作品はもちろん、YouTubeで公開されているMVやバラエティコンテンツなども、大画面の細部まで破綻のない映像で楽しめます。

 

とはいえ、やはりQ7Cに比べると、明暗のディテール表現に少し甘さが出てしまうのは否めません。黒の階調は若干荒いところがあり、Q7Cではまばゆいほどに感じられた光も、明るさに物足りなさを感じてしまいます。しかし、価格帯を考えればQ6Cの再現性はむしろハイレベルであり、コストパフォーマンスとしては非常に優秀と言っていいでしょう。このクオリティのテレビが、セールでお手頃価格になる時代が来たことには驚きを隠せません。

↑ぱっと見ではコストパフォーマンスモデルとは思えない画質のクオリティーです。ただし、細かく見れば黒の階調や輝度など、上位モデルとは明暗のディティール表現にハッキリした違いがありました。

 

 

・【音質】粒立ちのいいONKYO製スピーカーを搭載。上位モデルは2.1.2chで”音の広がり”が凄い

音質においては、両モデルともにONKYO製スピーカーとサブウーファーを採用。さらに、Q7Cは高さ方向を再現するトップトゥイーターも搭載した2.1.2chシステムを備えています。

↑ONKYO製のスピーカーとサブウーファーを含むサウンドシステムを内蔵。ハイエンドのQ7Cのみ、トップトゥイーターを追加した2.1.2chシステムとなります。

 

そのサウンドを体験すると、Q7Cは薄型テレビらしからぬ迫力に加えて、大きな画面を超える広がり感が生まれていることがわかります。銃撃戦では大口径の銃の重い発射音や、銃弾が金属に跳ね返る甲高い音まで、激しい場面でもクリアに再現。ヘリコプターが上空を旋回する場面では、上方向からプロペラの音が落ちてくるような感覚があります。

 

人物のセリフがハッキリと耳に届くこともポイントで、邦画にありがちな「セリフが聞き取りにくいけど、ボリュームを上げるとSEが大きくなり過ぎて困る」という心配をあまりせずに済みます。

 

ライブ映像を鑑賞しても、ボーカルの歌声、バンドの演奏、そして観客のハンドクラップが分離感高く描き分けられます。ゴチャっとさせず、しかしグルーブ感を失うことなく再現してくれるので、大画面もあいまって、ライブ会場にいるかのように一体となって盛り上がることができるでしょう。

↑Q6Cも背面のデザインは同等です。

 

もちろん、Q6Cも粒立ちよく、テレビ単体とは思えないほどの音圧と明瞭感のあるサウンドであることは間違いありませんが、トップトゥイーターを搭載していないぶん音の広がり感はQ7Cよりもやや控えめです。とは言え、無理にサウンドバーなどを追加せずとも、本体スピーカーだけで十分な没入体験が得られると思います。

 

なお、どちらも「音声モード」は「映画」を選ぶと中低音が強調され、より迫力あるサウンドバランスとなります。基本的には「映画」、もしくは「インテリジェンス」を選ぶのがオススメです。

 

 

 

・【操作性】機能面は大きな違いなし。動画もゲームも快適に楽しめる!

そのほか、両モデルに共通する細かいスペックをチェックしていきましょう。

↑両モデルの機能面は大きく変わらず、画質や音質設定のほか、ゲームプレイをサポートする「ゲームマスター」などを利用できます。

 

2モデルともにGoogle TVを搭載しているので、NetflixやAmazon Prime Video、U-NEXT、YouTubeにAbema TVなど、主要な配信サービスをサポート。個別にFire TV Stickなどを購入することなく、話題の作品を視聴可能です。

↑リモコンも2製品で共通です。

 

↑下部には動画配信サービスに直接アクセスできるボタンを用意しています。

 

HDRフォーマットはHDR10+、HLGをサポートするほか、視聴環境に応じて画質を調整するDolby Vision IQや、ゲーム向けのDolby Vision Gamingにも対応。立体音響はDolby Atmos、DTS-X、DTS Virtual:Xに対応するなど、最新モデルらしい充実の機能性となっています。

 

さらに、TCLのテレビはゲーミング機能にも力が入れられているのもポイントです。最大で4K/144Hzのネイティブリフレッシュレートをサポートし、VRR/ALLMにも対応。画面のちらつきや遅延のない、滑らかで快適なゲームプレイを実現しました。迫力の大画面で、没入感あるゲーム体験を満喫できますよ。

 

なお、HDMI入力は3系統装備(うちHDMI1&HDMI2は最大4K/120Hz、HDMI3は最大4K/60Hz対応)。ゲーム機やレコーダーなどを複数台接続できるだけの余裕のある構成になっています。

 

 

どちらも価格以上の価値アリ! 予算に応じて選びたい2モデル

実際に両モデルを見比べてみると、やはり上位機種であるQ7Cに軍配が上がります。緻密な光の制御により生み出される高画質はお見事というほかありません。ただし、あくまでこの2モデルを比べるならという話であって、Q6Cも日常使いにおいて不満を感じるシーンはほぼないでしょう。

 

もし予算に余裕があればQ7Cへ。コスパ重視ならQ6Cでも大満足。セール対象となっている今こそ、買い替え・買い足しの絶好のチャンスです。

 

【画面サイズ別のモデル一覧はこちら!】

TCL 55Q7C [55インチ]

TCL 65Q7C [65インチ]

TCL 75Q7C [75インチ]

TCL 85Q7C [85インチ]

TCL 98Q7C [98インチ]

TCL 55Q6C [55インチ]

TCL 65Q6C [65インチ]

TCL 75Q6C [75インチ]

TCL 85Q6C [85インチ]

TCL 98Q6C [98インチ]

 

【ギャラリー】(クリックで拡大します)

 

 

撮影/ヒゲ企画