サムスンが今夏に発売すると噂されている、廉価版の縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip 7 FE」。この次期モデルと標準モデルである「Galaxy Z Flip7」のデザインを比較した画像が流出しました。

この情報は、著名リーカーのEvan Blass(@evleaks)氏が自身のニュースレターで公開。一見すると、Galaxy Z Flip 7 FEとGalaxy Z Flip7の内側のデザインは非常によく似ています。どちらもパンチホール型の自撮りカメラと大型ディスプレイを搭載。ただし、上位モデルのFlip7のほうがベゼルが細く、画面がより端まで広がっているように見えます。
最も顕著な違いは、カバー(外側)ディスプレイにあります。Flip7はMotorola Razrシリーズのように、カメラ周辺を囲う形でカバーディスプレイが四辺いっぱいに広がっています。それに対して、Flip 7 FEはFlip5と似たフォルダー型(カメラ部分が凹んでいる)デザインを採用しており、コストを抑えた設計となっています。
カラーバリエーションにも違いがあります。Flip7はブルー、レッド、ブラックの3色展開が確認されている一方、FEモデルではブラックとホワイトのみがリークされています。ただし、未公開のカラーが存在する可能性はあります。
Flip 7 FEは、コストパフォーマンスに優れたモデルになると見られています。EUでの販売価格は1000ユーロ(約17万円※)未満となり、Z Flip6の発売当初価格(1300ユーロ〔約22万円〕超)より大幅に下がるとの噂もあります。
※1ユーロ=約169円で換算(2025年6月26日現在)
なお、サムスンは7月9日に新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催し、Galaxy Z Fold6およびGalaxy Z Flip7を発表する見通し。Galaxy Z Flip 7 FEは、この日に発表されるか、もしくは少し遅れて登場するかもしれません。
Source: 9to5Google