Googleの次期フラッグシップ機「Pixel 10」について、ディスプレイやバッテリー性能は向上する一方で、カメラ構成が前モデルからダウングレードされるという噂が伝えられています。

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Headlinesによると、ディスプレイは前モデルと同じく6.3インチのFHD+有機ELで120Hzに対応します。ただし最大輝度は3000ニトと、前モデルの2700ニトから向上しているようです。
搭載されるチップセットはTSMCの3nmプロセスで製造されたTensor G5で、RAM容量は12GB、ストレージは128GBまたは256GBとなります。バッテリー容量は4970mAhで、前モデルより約5%増加。有線充電は29W、Qi2規格のワイヤレス充電は最大15Wに対応すると報じられています。
一方でカメラについては、メインカメラが48MPでPixel 9aと同じ1/2.0インチセンサーとなり、Pixel 9の50MPからダウンするとみられます。さらに超広角カメラも12MPと、Pixel 9の48MPから大幅にスペックダウンする見込みです。
代わりに、新たに10.8MPの望遠カメラが搭載されるとのことです。この望遠カメラはPixel 9 Pro Foldと同じ仕様で、次期Pixel 10 Pro Foldにも引き継がれると噂されています。また、Pixel 10にはベイパーチャンバー冷却が搭載されず、Wi-Fi 7にも非対応になるとの噂もあります。
Google Pixel 10シリーズは8月20日に発表され、8月28日に発売される見通しです。これまでの噂話が本当かどうか、答合わせを楽しみたいところです。
Source: Android Headlines