Googleは次期スマートフォン「Pixel 10」シリーズを8月20日に発表すると噂されており、その日が近づくにつれて、さまざまな情報が次々と伝えられています。そんななか、上位モデルである「Pixel 10 Pro」と「Pixel 10 Pro XL」に関する最新のリーク情報が登場しました。

Android情報サイトのAndroid Headlinesによると、両モデルはGoogle独自の新型プロセッサー「Tensor G5」と16GBのRAMを搭載するとのことです。また、内蔵ストレージは最大1TBまで対応しますが、Pro XLでは128GBモデルが廃止され、開始価格が引き上げられる可能性もあると伝えられています。
バッテリー容量については、Pixel 10 Proが4870mAh、Pro XLが5200mAhになる見込みです。このうちPro XLの5200mAhは、Pixelシリーズ史上最大の容量となるようです。充電速度についても進化があり、有線充電はPixel 10 Proで29W、Pro XLで39Wに向上するほか、ワイヤレス充電はQi2対応により最大15Wになると報じられています。
さらに、両Proモデルにはベイパーチャンバー冷却システムが搭載され、強力になったプロセッサーの発熱による性能低下を防ぐ仕組みが採用されるようです。
一方で、前モデルから変わらない点もあると伝えられています。
カメラ
基本的な構成は前モデルと同じですが、望遠カメラは「より多くの光を取り込める」ようになり、テレマクロ撮影が可能になる見込みです。
ディスプレイ
Pixel 10 Proは6.3インチ、Pro XLは6.8インチで、最大輝度などは前モデルと同等の可能性が高いとみられています。
ソフトウェア面ではAndroid 16やGoogle AIの新機能が搭載されることが期待されていますが、ハードウェア面での進化は比較的控えめになりそうです。
ただし、GoogleがPixel 10シリーズに何らかのサプライズを用意している可能性もあり、そうした未知の新機能が正式発表までにリークされるかもしれません。
Source: Android Headlines
via: 9to5Google