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2025/7/2 19:15

世界初の透過型ワイヤレス4K有機ELテレビ「LG SIGNATURE OLED T」7月1日より受注販売開始

LGエレクトロニクス・ジャパンは、世界初の透過型ワイヤレス4K有機ELテレビとして、77インチの「LG SIGNATURE OLED T」(型番:OLED77T4PJA)を、2025年7月1日(火)よりLG公式オンラインショップおよびLG指定販売店での受注販売を開始しました。実売予想価格は1100万円前後(税込)。

「LG SIGNATURE OLED T」

 

記事のポイント

子どものころに夢見たような透過型ディスプレイのテレビがついに現実に。空間に浮かぶような映像再生が可能で、まったく新しいテレビの形を示してくれます。価格はまだまだ高価ですが、あと数年すれば手が届くような価格で発売されるかもしれません。

 

「LG SIGNATURE OLED T」は、世界初の透過型4K有機ELディスプレイを採用したテレビ。まるでガラスのように透き通るディスプレイが空間と調和し、77インチの大画面でも、自然光や外の景色を遮ることがなく、従来のテレビのように真っ黒なディプレイによる圧迫感を与えることもありません。透過ディスプレイ裏の「T-Curtain Call」を立ち上げれば、4K有機ELの黒ディスプレイに切り替えることもでき、没入感のある映像体験を提供します。

↑映像に没入したいときは黒背景にすることも可能。

 

コンテンツを視聴していない時には、ディスプレイにアートやアクアリウムなどの専用コンテンツを表示できます。透過型ディスプレイにアクアリウムを表示すれば、まるでリビングを魚たちが自由に泳いでいるかのような幻想的な空間に。

 

また、ディスプレイ下部には、カレンダーや天気などを確認できるインフォメーションバーを表示できるため、情報デバイスとしても活躍します。

 

また、製品に付属する端子やチューナーのある「ZeroConnect Box」(ゼロコネクト・ボックス)から、無線接続で4K120Hzの映像を伝送するため、煩雑な配線が必要なく、テレビの設置位置が制限されることもありません(※)。

※ディスプレイとZeroConnect Boxは、それぞれ電源ケーブルの接続が必要です。

 

映像エンジンには、「α11 AI Processor 4K」を搭載。ディープラーニングで進化したAIエンジンがピクセル単位で映像を再構成し、美しく鮮明に映し出します。また、AIが臨場感あふれるバーチャル11.1.2chの立体感あふれるサウンドに変換し、より空間的なサラウンド効果を提供するほか、BGMや環境音と人物の声を識別することで、人物のセリフをクリアに聞き取りやすくします。

↑「α11 AI Processor 4K」。

 

さらに、LG独自の「webOS」を採用しているため、多彩なVODアプリを通じて幅広いジャンルのストリーミングコンテンツを視聴できます。webOSは5年間無償でアップデートできるため、ソフトウェアを更新するだけで最新のOSを利用できます。

 

「LG SIGNATURE OLED T」の左右どちらにも設置可能な専用ユニットシェルフがオプション(別売)で用意されます。

↑別売の専用ユニットシェルフ。

 

LGエレクトロニクス・ジャパン
透過型ワイヤレス4K有機ELテレビ「LG SIGNATURE OLED T」
発売日:2025年7月1日受注発売開始
実売予想価格:1100万円前後(税込)