最近はスマートウォッチがブーム。一見腕時計なのに、スマホと連携してあんなことやこんなこともできる……のはいいんですが、充電の頻度や本体の大きさなど、気になる弱点がチラホラあるのも事実。
アメリカでは、ウェアラブルデバイスの所有者が直近3か月で14.8%から15.6%に伸びているとロンドンの調査会社カンタールワールドパネルが報じていますが、まだまだ本格普及ではなさそう。いまは「自分に必要ない」と思っている方が多数派なのでしょう。普及はしつつあるものの、そもそもどういったスマートウォッチを購入したらいいのかがわからない、というのが正直なところですよね。
だったらスマートウォッチの購入はすこし待って、指輪や普通の腕時計につけるガジェット、それにストラップ型のモバイルバッテリーなどでスマートウォッチいらずなスタイルを目指してみませんか? 実はスマートウォッチなしでもできることはいっぱいあるんです!
【その1】心拍数も教えてくれるオシャレで賢いスマートリング「MOTIV」
「MOTIV」は指輪型の小さな本体ながら、心拍数、歩数、睡眠時間、消費カロリーまでもわかる驚きのスマートリング。最新スマートウォッチやリストバンド型活動量計なみの多機能っぷりですね!
また充電は90分以下で終わり、1回の充電で3〜5日も利用可能。これなら毎日使っても安心ですし、「昨晩充電し忘れた!」という時でもサクッとチャージして持ち出すことができます。
本体は見た目も美しいチタン製。サイズは8mm×2.5mmで、日常生活の妨げになりません。スマートウォッチは特に運動中にかさばる印象がありますが、「MOTIV」のようなスマートリングならつけたままスポーツが楽しめます。
さらに運動の種類を自動で認識し、アプリにカード状の画面で教えてくれます。今日は12分走って、10分歩いて、6時間寝て……。なんとも見やすいインターフェイスですね!
また自分だけのアクティビティのゴールを設定したり、睡眠状態を管理してよりよい眠りを目指したりもできるんです。
「MOTIV」はスレート・グレーとローズ・ゴールドの2色で、価格は199ドル(約2万3000円)。出荷時期は2017年の春に世界配送となっており、現在予約を受け付けています。対応スマートフォンはiPhoneで、予約の際には指輪のサイズを指定することも可能です。
【その2】お気に入りの腕時計がスマートウォッチに変身する「ウォッチブル」
スマートウォッチは気になるけど、もうお気に入りの腕時計がある方は多いでしょう。そんな時活躍するのが、普通の腕時計をスマートウォッチに変身させてしまう「ウォッチブル」です。
「ウォッチブル」は腕時計のバンド部分に、四角い小さな箱のような本体を取り付けます。そしてiPhoneと連携することでLINE、Skype、メールの通知がわかるんです。例えばカバンやコートの中にiPhoneを入れていてその振動に気づけない……。そんなとき、自分の腕時計が震える「ウォッチブル」が役立ちます。
しかも、一度の充電で最長2週間も駆動可能! 充電の手間を大幅に減らしてくれます。またiPhoneが通信範囲から離れた時に知らせてくれる「iPhoneの置き忘れ防止機能」を搭載するなど、便利機能も十分。
「ウォッチブル」はサンコーレアモノショップにて2980円にて発売中。この価格なら、スマートウォッチを買う前のお試しにもいいですね!
【その3】持ち運び便利なストラップ型のモバイルバッテリー「NIFTYX」
その他にも、かさばるモバイルバッテリーを身に着けてしまおうという、面白いコンセプトの商品も登場しています。
現在クラウドファンディングサイトにてプロジェクト公開中の「NIFTYX」は、一見ストラップのような本体にバッテリーを組み込んでしまった商品。これを見て、モバイルバッテリーだと思う人はそうはいないでしょう。
「NIFTYX」のストラップ部分にはLightning/microUSBコネクタが搭載されており、いざという時にパッと腕から外してiPhoneやAndroidスマートフォンを充電できます。バッテリー容量は210mAh。スマートフォンをまるまる充電することはできませんが、緊急時にはこの容量もありがたいものです。
現在、本体がプラスチック製の「NIFTYX NAB」が14ドル(約1600円)、ステンレス製の「NIFTYX NLB」が18ドル(約2100円)にて予約受付中。製品は2017年の4〜5月に世界配送予定です。
スマートウォッチに頼らない、スマートで快適な生活。未来のスタイルはいろいろな種類がありそうですね!