コーヒー豆って微妙に違いがあって、どれを選べばいいのか悩みがち。まだ特定のブランドに決まっていないなら、コーヒー豆の味に定評があるカルディコーヒーファームやコストコ、無印良品はいかがでしょうか?
とくにカルディコーヒーファームはその名の通り、コーヒー豆が主力のひとつ。本稿では、各社の計7アイテムの味をバリスタの眞鍋侑子さんが吟味。全部試飲してわかったそれぞれの特徴を、5段階で評価しています。自分好みの味を選ぶ際の参考にしてみては?
【その1】コストコ「カークランドシグネチャースターバックス ローストハウスブレンドコーヒー(907g)」1498円
スターバックスにローストを依頼したコーヒー豆。ミディアムローストで、やや強い苦みとすっきりした飲み口が特徴です。“スタバに近い味”が1杯約20円で飲め、コスパ抜群!
スッキリながら苦みもしっかり!
「酸味控えめで、キレのある味。ミルクを入れて、食後や起き抜けにスッキリしたいときに飲むのがオススメです」(眞鍋さん)
【その2】カルディコーヒーファーム「カルディコーヒーファーム【焙煎珈琲】マイルドカルディ(200g)」496円
カルディの店頭サービスでおなじみのコーヒー豆。ブラジル豆を中心にブレンドし、豆のやさしい甘みと柔らかな口当たりが魅力です。酸味と苦みのバランスも良好。
柔らかな口当たりと香りが絶妙!
「香りがマイルドで、酸味も苦みもほどよく飲みやすいです。ほのかに甘みが感じられ、老若男女に好まれそう!」(眞鍋さん)
【その3】無印良品「Café&MealMUJI オリジナルブレンドコーヒー豆 (200g)」990円
グアテマラ、タイ、コロンビアの3つの農園で生産された完熟豆のみをミディアムロースト。まろやかなコクとすっきりした後味が特徴です。ナッツやチョコの風味が楽しめる一品。
トレンドの味を楽しめます!
「酸味とカフェインが強いサードウェーブ系の味。浅煎りで、豆本来の香りや味を楽しめます。朝の一杯にぜひ!」(眞鍋さん)
【その4】コストコ「カークランドシグネチャー スターバックス ローストエスプレッソコーヒー(907g)」1568円
スターバックスがローストを担当した深煎りタイプ。強い苦みとカラメルのような甘い風味が楽しめます。エスプレッソはもちろん、ミルクをたっぷり使ったカフェオレにも最適。
苦みが強いコーヒー好き向け!
「香りと苦みの余韻を楽しめます。食後のリセットに飲みたいですね。酸味控えめで、ミルクとの相性もバッチリ」(眞鍋さん)
【その5】カルディコーヒーファーム「カルディコーヒーファーム【焙煎珈琲】ツッカーノブルボン(200g)」750円
ブラジル産ブルボン種の完熟した実だけを、手間をかけて日陰干し。甘く深みのあるふくよかな風味が楽しめます。しっかりした味わいながら、飽きのこない飲み口が魅力。
華やかな香りを楽しめます!
「フルーティで華やかなアロマを楽しめます。酸味も苦みもしっかりしており、全体的なバランスが良いですね」(眞鍋さん)
【その6】コストコ「カークランドシグネチャー 100%コロンビアンコーヒー(粉)(1360g)」1378円
コロンビアのスプレモ豆を使った深煎り・細挽きのコーヒー粉。どっしりとした苦みのある味が特徴で、チョコレートなどのお菓子にも合います。大容量なのでシェア購入がオススメ。
濃いめのブラック好きに◎!
「酸味が好きな人にオススメの味。香りもしっかりしており、アロマも楽しめます。ぜひ、ブラックで!」(眞鍋さん)
【その7】カルディコーヒーファーム「カルディコーヒーファーム【焙煎珈琲】イタリアンロースト(200g)」567円
ブラジル豆を中心にブレンドした、深煎りタイプでも人気の商品。濃厚な苦みとブラジル産本来の甘い風味を堪能できます。ホットでもアイスでもしっかりした飲みごたえ。
甘く香ばしい香りが◎!
「酸味は控えめですが、苦みと香りが強く、ミルクとの相性も抜群! ナッツのような、香ばしさがクセになりそう」(眞鍋さん)
カルディコーヒーファームはショップ店頭で試飲可能で、コストコに至ってはフードコートで販売しているのでコーヒー豆の味を購入前に確認可能です。ちなみに1杯あたりの価格は、コーヒー1杯あたり12gの豆を使用した場合で算出しています。
【試飲してくれた人】
カフェトレーナー兼バリスタ 眞鍋侑子さん
コーヒーチェーン「コーヒービーン&ティーリーフ」のトレーナー。バリスタの指導を担当しています。