腕時計の種類は電池を使うクオーツと、ゼンマイで動く機械式の2つに分けられます。ピンからキリまで非常に多くの製品がありますが、選んで間違いないのは伝統デザインの定番モデル。買って損ナシ、編集部厳選の優秀な時計をご紹介していきます。
クオーツ編に続き、本記事では機械式にフィーチャーしていきたいと思います。
機械式
機械式時計においては、5万円代以下は入門機。信頼のブランドがその技術力とコストパフォーマンスを両立させた一本を選べば失敗がありません。
自動巻きムーブの動きを堪能できる
フォッシル
グラント ME3099(画像右)
2万7000円
50年代のアメリカンクラシックを表現する同社ならではのモダンさが光る一本。レコード盤のような筋目が入ったダイアルの内周と裏ブタ側からは、日本製ムーブメントが時を刻む姿が楽しめます。直径は44mmと大型。
最も有名な機械式 軍用時計の直系
ハミルトン
カーキ フィールドメカ(画像中央)
5万4000円
リューズを引くと秒針が停止する「ハック」機能に、光の反射を抑えるツヤ消しケース、24時間目盛りなど、ミリタリーの王道デザインを凝縮しました。直径38mmのケースは、5気圧防水も確保します。頑丈さが際立つ一本。
時間の流れがわかるオープンハート仕様
シチズン
シチズン コレクション メカニカル(画像左)
4万7520円
グローバルモデルとして先行発売されていた自動巻き時計が、好評につき日本に凱旋。アシンメトリーデザインの文字盤7時位置には、機械式時計の駆動する様子が楽しめる“オープンハート”を採用。10気圧防水で実用性も高くなっています。
簡易方位計付きのフィールドウオッチ
セイコー
メカニカル SARG005
4万8600円
日差+25秒〜−15秒と実用的な精度を備えたスポーツモデル。10気圧防水、サファイアガラス、耐磁機能まで付いたコストパフォーマンスの高さが魅力の機械式時計です。シースルーバックを採用しており、ローターの動きが楽しめます。
機械式時計の魅力を万人に広めた秀作
オリエント時計
オリエントスター
6万4800円
創業間もない1951年に誕生したオリエント時計の代表作。機械式時計の魅力を広めるための親しみやすい価格を維持しながら、国産時計ブランドとしての品質も確保。パワーリザーブ表示に5気圧防水と、実用性にも配慮しています。
機械式時計らしい遊び心満載の一本
フォッシル
グラント ツイスト マルチファンクション
2万3760円
テンプを見せる設計と、それとは別に時刻表示の動力を持っていた“ツイスト”のコンセプトを踏襲した自動巻きウオッチ。日付と曜日表示をインダイアルで表示しつつ、文字盤左側ではムーブメントの駆動する様子が眺められます。
スポーツデザイン採用の高品質な国産時計
GSX
GSX221BBK SMART no,80
4万3200円
立体的な波型の文字盤に、鮮烈な赤の配色を採用。リューズ、ブレスレット中ゴマにローレット加工を施し、スポーティかつハードな外観デザインに仕上げました。なおケースは高品質な316L SSで、裏ブタはシースルー仕様です。
ビジネスに最適なクラシックモデル
ツェッペリン
フラットライン
5万6160円
伝説の飛行船、ツェッペリン号に敬意を表して誕生したブランドの最新作。繊細なバーインデックスに“オープンハート”を採用した文字盤が、特有の上品さを醸し出します。直径40mmのケースはすり鉢状で装着時の安定感が高くなっています。
高級なイメージがある機械式時計ですが低価格のものもあり、5万円内であれば今回紹介したようなブランドのモデルにも十分手が届きます。
電池切れの心配がなく、ブランドバリューも折り紙つきなため、ビジネスシーンやフォーマルなパーティーでも気後れすることなく身につけられる一本になるでしょう。
■この記事の画像一覧
※クリックすると大きなサイズで開きます