デジタル
2017/3/13 20:56

宙に浮かぶ傘や近未来チックなLEDパネル――先進のアイテムを揃えた「+Style」が三越銀座店に登場

ソフトバンクが展開するものづくりのプラットフォーム「+Style」(プラススタイル)をご存知でしょうか。クラウドファンディングなどで新たに生み出された最先端のIoT製品などを知ってもらい、新しい画期的な製品を購入したいと思っている消費者と企業を繋げるプラットフォームです。その+Styleが、3月3日から期間限定で三越銀座店に展示スペースを用意し、商品の展示と販売を行っています。まだ世の中には浸透する前の製品を取り扱っているだけあり、実際に手にする機会がほとんどないものなので、新しいモノが好きな人にとっては貴重な機会となっています。

↑Style+の概要
↑+Styleの概要

 

+Styleのメリットは、消費者が商品企画に意見を言うことができ、企業は消費者の声を取り入れながら企画開発が行えることです。また、ユーザーはまだ世に出ないようなほかでは手に入らない商品を購入することができます。

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最新技術を活用した製品群は、尖りすぎてニッチになってしまうこともあり、一般的なショップでの販売が難しい場合もあります。ですが、ここから将来のスタンダードが生まれる可能性も秘めており、最新ガジェットが好きな人にはたまらないラインナップとなっています。

 

店頭に展示されるアイテムからピックアップ

今回は、三越銀座店に展示される製品は全部で16アイテム。そのなかから気になるものをピックアップしてみました。記事を読んでこれは! と思うものがありましたら、店頭に足を運ぶことをオススメします。

↑三越銀座店では5つの展示、11の販売、計16アイテムを用意
↑三越銀座店では5つの展示、11の販売、計16アイテムを用意

 

まずは音楽に合わせてバックパックが振動する「SUBPAC S2」と専用バックパックです。SUBPAC S2は椅子やソファーにセットしておくと、接続した機器からでる音楽によって振動するシートバックタイプの触覚音響デバイス。専用のバックパックに入れれば、外出先でも音楽と振動のボディソニックが楽しめます。音楽だけでなく、ゲームのサウンドなどにも対応しているので、VRゲームと連動させれば、より臨場感を味わうことも可能。昨年の東京ゲームショウやニコニコ動画のイベントでは試遊台が出展されていたので、実際に体験したことがある人もいるのではないでしょうか。

↑SUBPAC S2。音楽に合わせて振動します
↑SUBPAC S2。音楽に合わせて振動します

 

↑椅子などに取り付けて使用します
↑椅子などに取り付けて使用します

 

次にどんな自転車もスマートバイクに変身させられる「SmartHalo」です。これは自転車のハンドルの中央部に設置することで、スマートバイクとして使用できるようにするガジェット。

↑自転車に取り付けるSmartHalo
↑自転車に取り付けるSmartHalo

SmartHaloにはナビゲーション、フィットネス、アシスタント、ライト、アラームの5つの機能を用意。スマホの地図と連動し、ライトの指示により次の道を右に行くのか、左へ行くのか、はたまた直進なのか教えてくれます。防犯アラームは駐輪している自転車の揺れに対してアラームが鳴り、揺れの大きさによって、アラームの音も変化します。また、同時にスマートフォンにも警告が表示されるので、すぐに現地に駆けつけることもできます。

↑5つの機能を搭載
↑5つの機能を搭載

 

スマートフォンで光の演出を管理できるLEDパネルライト「AURORA」は、薄い三角形の板の中にLEDが埋め込まれており、スマートフォンの操作で自在に色を変えることができる照明です。1つのコントローラーで最大30枚までの操作が可能。

↑三角形のLEDパネルを組み合わせて自由な色に光らせられるAURORA
↑三角形のLEDパネルを組み合わせて自由な色に光らせられるAURORA

 

接着テープで壁や天井に取り付ければ、近未来的な雰囲気を演出できます。

↑好きな場所に取り付けができます
↑好きな場所に取り付け可能

 

昨年からトレンドになっている完全ワイヤレス型のイヤホンですが、+Styleでももちろん取り扱っています。シルバーのカプセルに入れて持ち運びができる「Air」は、左右のイヤホンを繋ぐケーブルがない完全独立型のBluetoothイヤホン。今回の発表会には間に合わなかったため現物を見ることできませんでしたが、銀座三越の会場には展示されるとのことです。

↑専用ケースに入れておけば自動的に充電され、原音に近いHi-Fiサウンドが楽しめます
↑専用ケースに入れておけば自動的に充電され、原音に近いHi-Fiサウンドが楽しめます

 

最後は、雨の中でも手ぶらで出かけられる夢の傘「free Parasol」です。傘自体に4つのフィンが付いており、傘自体が浮いて、持ち主の動きに合わせてついていきます。いわば、傘とドローンが融合したアイテム。まだまだ開発段階ですが、未来を感じさせるアイテムです。

↑傘が浮いて手で持たなくて済むfree Parasol
↑傘が浮いて手で持たなくて済むfree Parasol

 

↑まだ開発段階のため販売はされません
↑まだ開発段階のため販売はされません

 

このほか、金澤美術工芸大学と連携を推進し、IoTプロダクトの創出する機会を増やしていく試みも開始されます。

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製品を世に出したい人と、新しい製品を手にしたい人の要求を合致させるクラウドファンディングというスタイルを活用し、新たなものづくりとして今後もますます注目される+Style。これからの展開から目が離せません。