競技用RCメーカーのヨコモと、タカラトミーが共同開発した小型RCが登場。 ただのトイラジコンではありません。なんと、誰でもドリフト走行が簡単にできるという、これまでにないRCなのです。
本誌ホビー担当がその魅力を試走チェック。
専用設計のシャーシにより初心者も簡単にドリフトが楽しめた
完成済みのシャーシ(車体のフレーム・骨格)には、シャフトドライブ式の4WDタイプを採用。4輪をスライドさせながら向きを変えて曲がる走行テクニックである「ドリフト」に最適な仕様で、初心者でも簡単に楽しめると感じました。
タイヤには専用樹脂タイヤを採用。滑りやすいため、ドリフトがしやすくなっています。
約1/42スケールのため省スペースで手軽に遊べた
各モデルともに、全長約100mm。さらに、小回りなドリフトができるため、デスクなどの小さなスペースでも手軽に遊べます。また、本体の充電はコントローラーにセットするタイプで、場所を取らずに充電できました。
充電はシャーシに同梱のコントローラーをセット。20分の充電で約15分走行。
やり込むほどにテクニックが上達しやすい!
スロットル(アクセル)はデジタルプロポーショナル方式を採用。トリガーの引き具合によってスピードが調整でき、初心者でもドリフトしやすく、すぐにコツがつかみやすくなっています。少し練習したら定常円ドリフトもできました。
やり込み度が高めでずっと遊んでいたくなった!
デスクの上の狭いスペースでドリフトする−−−。そんな大人もワクワクできるトイRC、それが競技用RCカーの専門メーカー・ヨコモと総合玩具メーカー・タカラトミーが共同開発したドリフトパッケージナノ。
まずなんと言ってもスゴいのが、その操作性の高さ、ドリフト走行と言えばプロフェッショナルで高度なテクニックなイメージがあるが、同製品はそんなスライドテクニックがしやすい設計のシャーシや、滑りやすいタイヤを採用。ハンドルを切った状態でアクセルを入れるだけで、誰でも本格的ドリフトが楽しめるのだ。
そしてもうひとつの特徴は、そのコンパクトさ。約42分の1という独自スケールを採用し、全長は約100mmの手のひらサイズ。デスク上などちょっとしたスペースでいつでも遊べるのがうれしい。
このように手軽に遊べる同アイテムだが、やり込みのしがいもあります。というのも、ドリフト走行のコツをつかんでいけば、円状にスライドする定常円ドリフトや、ドリフトからの縦列駐車など、超絶テクニックもできるようになるのです! つまり同モデルは、小型RCカーのなかでも特に、上達したテクニックを人に自慢したくなる大人のためのRCともいえるでしょう。
タカラトミー
ドリフトパッケージナノ
各6264円
小型ボディで小さなスペースでも本格ドリフト走行ができるラジコンカー。ラインナップは全6種類で、マツダRX-7の爆音爆走セット(同モデルのみ7020円)のみ、操作と連動したリアルサウンドがプロポから流れる仕様です。