横浜市戸塚区の住宅街に、他に類を見ないほど独創的なそばとうどんを出す店がある。京都出身のご主人が営業する「京うどん きぶね」だ。
前代未聞の「そどん」をはじめ新しくてうまい料理がズラリ
同店ではそばもうどんも自家製。そば粉は香りと麺のつながりが両立するギリギリの細かさにこだわる。だしは本かつお、宗田、さば、羅臼昆布から取る関西だしで、自分の舌ではこれ以上無理、という味を追求した。
さらにご主人は新しい味にも貪欲。例えばお店の名物「そどん」は一本の麺の片側がそば、片側がうどんというユニークな麺だ。以前そばとうどんのあいがけを頼む客が多くて手間だからと考案した。ほかにもそば粉を炒って香ばしさを出した「香りそば」、江戸時代の記録をもとに作ったうどん豆腐など、独自メニューは数多い。
実はご主人、そばとうどん作りは我流だそうだ。だから既成概念にとらわれない新メニューが作れるのだ。しかもそれらは味の完成度も驚くほど高い。
立ち食いそばとは明らかに一線を画するクオリティだが、そば好きなら是非一度は訪ねたい〝街場の名店〟だ。
京うどん きぶね
住所:神奈川県横浜市戸塚区平戸2-31-3
営業時間:12:00〜20:00(火 〜日)
定休日:月
(※こちらの記事は発売中のムック「立ち食いそば名店100 首都圏編 最新版」から抜粋したものです)
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