スマホやデジカメで気軽に写真を撮れる時代ですが、やはりプリントされた写真は格別! 友人から自分が写っている写真をもらうと、「自分のために現像してくれたんだ!」とうれしい気持ちになりますよね。
とはいえ、「写真を撮りためてはいるものの、なかなか現像をしなくなった……」という方が多いのでは? 「とりあえず撮っておくけど、現像はいつかする」というユーザーの間でいま大注目なのが、手のひらサイズのハンディプリンタ!
ケーブル不要、待ち時間不要、インクカートリッジ不要の3拍子そろった画期的なハンディプリンタを紹介します。
【その1】持ち運びもお手入れも楽な「Polaroid ZIP Mobile Printer」
最初に紹介するのは、一世を風靡したポラロイドカメラのポラロイド社の「Polaroid ZIP Mobile Printer」 。
本体重量は190gで面倒な優先接続は一切なし。Bluetooth経由でスマホやタブレットから直接プリントアウトできる驚くほど画期的なガジェットです。
手のひらサイズのため、持ち運びの負担がありません。そのため、旅行先やイベントで、キレイに撮れた写真をその場でプリントして友人や家族にその場で渡したら、喜ばれること間違いなし!
インクリボンやカートリッジを使っていないので、お手入れがラクなのも魅力的。お値段は1万8792円。色は、ブラック、ブルー、レッド、ホワイトの4色。アメリカ発のブランドですが、日本のAmazonや楽天市場からも購入できます。
海外サイトでも、「パーティのかくし芸の小道具としては間違いなく値の張るものだが、写真をもらった人は喜ぶこと間違いなし」とおおむね高評価。写真が好きな人へのプレゼントとしても最適です!
【その2】SNS写真も印刷できる「Sprocket Photo Printer」
続いては、HP社の「HP Sprocket Photo Printer」。こちらも「Polaroid ZIP Mobile Printer」と同様に、Bluetooth経由でスマホやタブレットの写真をプリントアウトできます。
もちろん、それだけじゃありません。HP SprocketというiPhoneアプリをインストールしておけば、撮影した写真を楽しく加工も可能。さらに、SNSにアップされた写真のプリントアウトもできるのです!
スペシャルなSNS写真は「紙で残しておきたい」と思う人にはピッタリですよね。気になるお値段は129.99ドル(約1万4558円)と、ハンディプリンタの中ではリーズナブル。色はブラックとホワイトの2色。世界最大の通販サイトAmazon.comでは、67%のユーザーが5つ星をつけるほどの高評価ガジェット。
コメント欄には、「これ、すっごいイイ! インスタグラムの写真をすぐにプリントできるから、10代の娘はとても気に入っているわ」「この製品のサイズは想像以上にコンパクトで、嬉しいサプライズだった! しかも、写真の品質がいい」「品質と使いやすさにびっくり。しかもアプリが超使いやすい」といった絶賛の声が寄せられています。
残念ながら、日本では発売予定がありません。しかし、これらのレビューからプリンタが持ち運ぶ時代になりつつあることがわかりますね。
【その3】スマホ装着でマジカルな写真が印刷できる「Prynt」
最後は、手持ちのスマホを一瞬でプリンタ付カメラに変身させ、マジカルな写真が撮れる「Prynt」です。
スマホケースのようなプリンタにスマホをガチャッと装着。残念ながら対応機種はiPhoneシリーズのみですが、もちろんこちらも写真を撮影したらその場で印刷可能。操作方法がとてもシンプルなので、スマホ操作が苦手なご年配の方にもおすすめ。
じつは「Prynt」にはもうひとつの魅力が! プリントした写真をスマホでスキャンすると、写真のなかの人が動き出すという拡張現実が楽しめるのです。パーティの主役になれそうな遊び心たっぷりの「Prynt」は139.99ドル(約1万5678円)で販売中。色は、ホワイト、ブラック、グリーン、ピンクの4色。
残念ながら、こちらの販売もアメリカのみ。しかし、クラウドファンディングサイトの「Kickstarter」で150万ドル以上の資金調達に成功し、数々の海外サイトで取り上げられたので、いずれ日本にも上陸するはず。
Amazonのレビューは概ね好意的ですが、なかには「写真の品質がイマイチ」といった声もあります。ただ、「この写真にはじつは秘密のメッセージが隠されていた!」なんてサプライズにも使えそうです。
どれも、写真好きじゃなくてもほしくなる逸品ばかりですよね。印刷のめんどくささから解放されれば、もっと写真を撮るのも見るのも好きになりそうです。