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2017/4/7 11:00

外出先からペットにおやつ!? あの手この手でペットを引き寄せる超積極的「見守り」カメラを検証!

共働き世帯の増加などにより、最近は日中に留守番をするペットも増えています。とはいえ、幼いペットやお年寄りのペット、飼い始めたばかりのペットなどを留守番させるのは不安なもの。ところが、そんなペットオーナーの救世主になるかもしれない製品が発表されました。それが日本エイサーのワイヤレスプレイカメラ「PAWBO+(パウボプラス)」。なんと本製品はWebカメラとしてペットを見守るだけでなく、「話す」「おやつをあげる」「遊ぶ」といった能動的な機能を搭載。外出先からでもペットとコミュニケーションがとれるという画期的な製品なのです。

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↑4月11日より発売予定で、希望小売価格は2万9800円。現在、Amazonと楽天市場でキャンペーン特価の1万9800円にて予約受付中

 

HD画質でペットの様子をいつでもチェック

PAWBO+のメインとなる機能はWebカメラ。本体をWi-fi接続することで、専用アプリ「PAWBO LIFE」をインストールしたスマホやタブレットから、部屋の様子をいつでもチェックできます。また、一台のPAWBO+に最大8台までのスマホを接続することも可能。家族全員でペットの様子を見守るといった使い方ができます。

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↑専用アプリ「PAWBO LIFE」を使うことで、手軽にスマートフォン(iOS/Android)から自宅の様子をチェック。解像度は最大1280×720のHDサイズと比較的高画質。視野角も水平が130°と広く、しっかりとペットの様子が確認できます

 

さらに、ペットがかわいい仕草などをした場合は、ボタンひとつで動画や静止画として保存することも可能。撮影したデータは、即座にSNSへ投稿できます。

 

外出先でもペットとコミュニケーションがとれる4つの機能

ここまでは一般的なWebカメラにも搭載されている機能。PAWBO+は、さらに留守番中のペットが寂しがらないための機能を多数搭載しています。1つ目が「いっしょにおはなし」機能。PAWBO+に搭載されたマイクとスピーカーにより、外出先からペットの声を聴いたり、声をかけることが可能です。

 

2つ目が「おやつディスペンサー」機能。なんと、アプリの骨アイコンをタップすると、PAWBO+本体からおやつを出すことができます。PAWBO+に入れられるおやつは最大9回分なので、おやつをあげすぎる心配もありません。

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↑本体下部が引き出し式のおやつ格納スペース。収納部は完全に取り出すこともできるので、洗うのも簡単そうです

 

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↑スマートフォンでおやつを出してみると、会場にいたワンちゃんがおやつを食べにきました

 

3つ目が「ねこじゃらしレーザー」機能。これは、PAWBO+に内蔵されたレーザーポインターを床などに照射する機能です。レーザーポインターの動きを追いかける猫や犬は多いですが、このような遊びが好きなペットなら、外出先からでも一緒に遊ぶことができます。ちなみに、レーザーの動きは手動制御に加えて「自動モード」も搭載しています。

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↑スマートフォンのアプリでレーザーポインターの光を動かして遊ぶこともできます。こちらは特に猫が喜ぶ機能だそう

 

最後は、ペットの気をひくための音が出る「効果音」機能。ボタンを押すと猫の声や小鳥のさえずり、ポリ袋がガサガサする音などが鳴り、ペットの注意をひくことができます。

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↑効果音の音は6種類から選択できます。小鳥やビニール袋など、自分のペットが反応しそうな音を選びましょう

 

海外の飼い猫とライブ中継も

発表会では、実際にPAWBO+を使用したペットオーナーによるトークショーも行われました。登壇したのは、会場となったドッグカフェ「anea cafe」を運営するanea designの代表取締役社長、横町 健氏や、日本エイサーのプロダクトマーケティングスペシャリストの林 宜静氏など。

 

横山氏は自宅で3匹の犬を飼っているペットオーナーですが「PAWBO+を導入してから、家族とのコミュニケーションが増えました」とコメント。犬がカメラに映っていないときに「いないの?」と声をかけると、自宅にいる家族が出てきて「今晩のゴハンはハンバーグだよ」といったやりとりが行われるのだとか。

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↑ドッグカフェや動物病院、トリミングサロンなど、さまざまなペット事業にかかわる横山氏

 

そして、発表会では林氏のペット猫「ライライちゃん」の様子を会場のスクリーンに映し出すデモも行われました。林氏の自宅はなんと台湾。最初は「気分屋だからカメラの前にいないかもしれません」と不安げな林氏でしたが、ライライちゃんはPAWBO+からおやつが出たり、レーザーポインターが照射されたりすると興味深げに接近。おやつを食べたり、レーザーの動きを観察する様子を披露してくれました。

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↑会場では、林氏が台湾の自宅にいるライライちゃんをスマートフォンで呼び出すデモンストレーションも

 

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↑おやつを食べた後は興味がなくなったのか別室に行こうとしましたが、レーザーポインターを動かすと興味深げに近寄って観察していました

 

従来のWebカメラが抱える課題を解決か?

これまでも、留守番中のペットの様子を観察できるWebカメラは存在していました。ただし、最大の課題は「ペットがカメラの前にいない」ことがあること。留守中に「うちの子は大丈夫かな?」と不安になった場合にWebカメラで確認したとき、カメラの映せる範囲にペットがいなければ余計に不安な気持ちになってしまいますよね。しかし、PAWBO+なら「飼い主の声が聞こえる」「おやつが出てくる」「遊べる」など、「ペットがカメラの前にいたくなる」工夫があります。また、ペットに声をかけたり、好きな音を鳴らしたりしてペットをカメラ近くに呼び寄せることも可能です。

 

さらに、今まではペットが部屋でいたずらをしていても、飼い主はそれをただ見ていることしかできませんでした。しかし、PAWBO+を使えば、すかさず「コラッ!」と自分の声で叱ることができます。このように飼い主側から積極的に関われるというのが本機ならではの大きな魅力。外出中もペットのことが気になって仕方ないという飼い主にとって、PAWBO+はかなり有用な製品となりそうです。