ネスレ日本株式会社は、全国300か所以上の酒蔵を巡ったという元サッカー日本代表・中田英寿氏プロデュースのもと開発を進めている「キットカット 日本酒」を、今秋発売すると発表。その「キットカット 日本酒×中田英寿」コラボレーション発表会には中田英寿氏に加え女優の菊川怜さんも登場しました。その模様をお伝えします。
外国人観光客に人気の「抹茶」と「日本酒」
ネスレが現在販売する「キットカット」は30種類を超えますが、そのなかでも訪日外国人観光客に人気が高いのが「抹茶味」。たしかに某テレビ番組でも、おみやげとして大量に買って帰る外国人観光客をよく目にしますね。
抹茶味以外では、2016年2月に発売された「日本酒味」も人気。そこで、訪日外国人観光客によるインバウンド需要の獲得をさらに強化するため、日本酒など伝統産業の魅力を世界に広める活動をする中田英寿氏と今回コラボレーションを行うことにしたそうです。
今回は中田氏が厳選した銘柄を使用することで、さらに本格的な味わいに進化するのだとか。また、今後開発していくパッケージデザインも中田氏が監修します。
最終選考に残った2種類は味わいに大きな違いが！
今回のイベントにはネスレ日本 コンフェクショナリー事業本部 マーケティング部長・槇 亮次氏をはじめ、中田英寿氏、女優の菊川 怜さん、ミシュラン2ツ星を獲得するフレンチの名店「レフェルヴェソンス」の生江史伸シェフ、パティスリー「アテスウェイ」の川村英樹シェフも登場。実際に最終選考に残っている2つの蔵元の酒粕を使ったキットカットを試食しました。
試食を終えた5名が好みの日本酒 キットカットを選ぶと、Aが3名、Bが2名という結果に。「迷っているから今日これをやってみたが、さらに迷ってしまう」と槇氏も困惑の様子。Aは柔らかい香りで甘い系の日本酒が好きな人に、Bは香りの余韻が続きキレのいい日本酒が好みの人に向くという感想も。
ちなみに、今回の試食ではどの日本酒を使ったかは明らかにされておらず、商品化までどの日本酒が使われるかは明かされないそうです。
発売前のキットカット 日本酒を試食しよう！
実は、この気になる新「キットカット 日本酒」を試食できる機会があるんです！ 発売に先駆けて、4月6日(日)まで開催中のイベント「CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS」特設ブース内で限定提供されます。
日本酒好き必見のこのイベント内で、平日は17 時～先着30組、土日は14時～先着60組に対して、2種類の新「キットカット 日本酒」試作品を食べ比べて投票してもらう企画を実施。一般投票の結果を踏まえ、人気の高い味が発売されるそうです。試作品を一般の人に食べてもらう試みは同社としても初めてだそう。自分の投じた一票が商品化につながるなんて楽しみですね。
また、同イベントに出店する100蔵から、新商品に使用される日本酒の銘柄を予想する企画も実施するほか、「キットカット 日本酒」現行品の配布も行われます。
「日本酒 キットカット」の発売は今秋ですが、発売まで待ちきれない人はぜひ「CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS」に足を運んでみてはいかがでしょうか？