記念すべき初年度、2016-17シーズンのBリーグは終盤戦を迎えている。
トップリーグのB1は全60試合のうち55試合が終了。川崎ブレイブサンダース(中地区)、栃木ブレックス(東地区)、シーホース三河(西地区)の3チームが熾烈な最高勝率争いを繰り広げているほか、さらに2チームがチャンピオンシップ(プレーオフ)出場を決めている。
そのひとつ、千葉ジェッツで眩いばかりの輝きを見せているのが、23歳の富樫勇樹だ。
【メディア情報】先日4/9のvs栃木戦後に行われた、漫画スラムダンクの作者としても知られる #井上雄彦 先生と #富樫勇樹 選手の夢の対談記事が本日の朝日新聞朝刊に掲載されております!これは必読✨ぜひご覧ください! #chibajets pic.twitter.com/DYhnJHVoG4
— 千葉ジェッツふなばし (@CHIBAJETS) April 26, 2017
中学卒業後にアメリカへ渡り、一度は日本に戻ったものの2014年夏に再び渡米。サマーリーグで活躍して、NBAダラス・マーベリックスとの契約を掴んだ。日本人のNBA選手契約は田臥勇太に次ぐ2人目であった。
結局マーベリックスでは傘下のテキサス・レジェンズで1年プレーしたのみにとどまったが、昨年9月に千葉へ加入。実力を遺憾なく発揮してチームを牽引している。そんな彼が先日のアルバルク東京戦で見せたスーパープレーを紹介しよう。
富樫勇樹が相手の股下を抜く神パス??@CHIBAJETS @YukiTogashi #Bリーグ pic.twitter.com/G1AoAO8Pqo
— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) April 17, 2017
なんと、相手選手の股の間を通すミラクルなアシスト! パスを受けた選手もちょっとビックリ?
身長167cmと小柄な富樫。しかし、リーグ屈指の司令塔としてゲームの流れを作る一方、得点でもチーム2位の平均13.0点を記録している。味方を生かしつつ、自らも決めることができるタイプの選手だ。
今年1月に開催されたBリーグオールスターゲームでは、味方の助力を経て驚きのダンクも決め、初代MVPを獲得した富樫。2020年の東京五輪に向けて日本代表でも注目が集まる彼のプレーを見逃すな!